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長い人生 アホなことはしたほうがいい 幼い頃やんちゃだと大人になって落ち着く?

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旦那は幼い頃
それはそれは手のかかる悪ガキでした。

今、彼はどうかというと
すごくしっかりした考え方ができる人です。

昔やんちゃだった子供と
言う通りする良い子。

大きくなってからのある傾向に気付きました。

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やりたい放題の問題児

10代までに好奇心の赴くままに
人の目や親の目も気にせず
やりたい放題やってきた人って

親に迷惑かけつつも
してみたいことはやってやった。

という気持ちがあり
ある意味欲求が満たされています。

良くも悪くも色んなことを知っていて
働き出す年齢になると
自ら好きなことを模索し
いつの間にか天職ともいえる仕事に巡り合い
気付けばそれに真面目に向き合っている。

先生をぶん殴ったり
タバコを吸ったりしていた
地元の「やんちゃ」だった同級生も

今では
好きなことを見つけ
家族を持ち
普通に真面目に生きています。

彼ら彼女らは
息抜きが上手い、
遊ぶのが上手い、
ストレスの発散の仕方が上手いです。

イライラしても
こういうことしたらこうなる
ってわかってるので
今更やらないです。

結果、不思議と落ち着いていることが多いように思います。

押さえ込んできたいい子

私の兄が良い例ですが
小さい頃から勉強ができ
長男なので親の期待も大きく

期待通りの高校に進学し
期待通り国立大学に合格し
期待通り弁護士を志し勉強を始めました。

外れた行動は一切しない人でした。

それが・・
弁護士の勉強が思い通りにいかなくなってから
プッツンしたかのように
行動がおかしくなりました。

バイトを無断で辞め、実家に電話がかかってきたり
大学に行かなくなり3回も留年したり

これまでの兄とは別人のような行動に
両親は地獄でもみてるかのような状態になっていました。

親に逆らいたい。
悪いことしてみたい。
ルールをやぶりたい。

これは子供の時なら自然と持つ感情です。

これを全くせず大きくなった子は
大人になってそれをやる傾向が強くなります。
中学の同級生で
高学歴の両親のもと厳しい家庭で育ち
真面目で生徒会もこなしていた子は
市内1の高校を1年の途中で中退し
その後は男遊び。
今も付き合っている彼を追って遠くの県に住んでいます。

よくニュースでも
「大人しくて真面目だった子が・・」
なんて耳にしますが
身近なところでもそういうケースは意外と多いなと思いました。

親元を離れた学生時代

私も親の目を気にするいい子で大きくなりました。
さほど勉強ができなかったので
せめて親に認められるようにいい子でいなきゃと思ったんです。

学級委員をやったり
真面目でおとなしめだという評価をされてきました。

で、大学に入り親元を離れた時
これまで我慢していたものが吹っ飛びました。

思いっきり好きなようにしようと。

朝までオールする
吐くまで飲む
男友達の家にみんなで泊まる
好きにバイトする
キャバクラで働いてみる
ナンパしてきた外人さんと飲みに行く・・

今振り返って、これが悪い経験かと聞かれたら
全てやって良かったです。

良くも悪くも「世の中」を知ったからです。

男ってこういうもんだ
社会ってこんなもんだ
こんなズルの仕方もあるのか
こんなしたたかな生き方ってあるのか・・

 

これらを全く知らず10代20代を過ごしたら
「世間知らずの純粋さ」しか残らなかったと思います。

老後にも影響する、若い時の生き方

私の母方の祖父は1年前に亡くなったんですが
11人きょうだいの末っ子で
遊ぶことが大好き。
休日になると家に会社仲間を呼んで麻雀が当たり前の人でした。

リタイヤしてからも
お年寄りが集まる場所に行き
将棋やら麻雀を楽しんでいました。

91歳という大往生。
息抜きが上手い人はストレスを溜めません。
だから生きるのが上手い。

一方、義祖父
6人きょうだいの長男で誰もが認める真面目一徹な人。
高校卒業から働き始め
寡黙で対人関係もあまりなく
お酒も飲まず、賭け事なんてもってのほか。

老後も友人もなく趣味もなく
寝ているかテレビを観ているかで過ごしています。

楽しむということを
自ら探さない人です。
「生きがい」が無いと一緒にいる家族もどうしたらいいか
わからないものです。

好きに生きる時期は絶対に必要

自我が芽生えてきた子供にとって
『自分のやりたいようにやる』
時期って絶対に必要です。

私の妹は兄とは違い
やりたいことは勝手にやるタイプで
ピアスを自分であけ
高校に入ると髪を染め
好きに恋愛をして青春を謳歌していました。

親に迷惑かけていることも十分わかっているので
だからこそやる時はやる子でした。

現在は国家資格を持ち真面目に働いていて
休日はダイビングや海外旅行を楽しんでいます。
もちろん恋愛も。

私も親元を離れ
好きにした4年間があったから
色んな意味で自立でき精神的に成長しました。

好きにしたからこそ
親のありがたみがわかり
感謝できるようになりました。

親はどうあるべきか

結局生まれつきの性格上、
やんちゃする子は勝手にするし
親の期待に応えようとする子はいい子でいようとする。

その子のタイプを見分けるのが親の役目かもしれません。

何でも勝手にやってくタイプは
ほっといても自分で決めます。

でも従順なタイプは親が決めてくれると思ってる部分があります。
人の目が気になって自分で決めることができないんです。

従順な子には
「好きなようにしてみたら」
「あなたの人生だからあなたが決めればいい」
と親からその機会を提供することが大事です。

抑圧されない環境で
親とではなく、自分と向き合って生きる。

アホなことでもいい、
子供が自分で何かやりだすことを
ポジティブにとらえるんです。

1番好奇心がある幼少期~10代に
親が抑圧だけして終わるのは
ちょっと勿体無いですよね。

ある程度、俯瞰して見守っているのも
重要な役割ではないでしょうか。

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