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子供を産むか おろすか の選択を迫られたらどうするか

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『妊娠』

それを喜べない場合があります。

様々な状況があるし
何が正しい、間違ってる、なんてありませんが

私の大事な友人が
「産むか」「おろすか」の選択に迫られていて

私なりに色々考えさせられる出来事だったので
思うことを書きました。

同じような状況の方に読んでもらえたらと思います。

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友人は、結婚しています。

でも妊娠を喜べなかった・・

夫婦仲があまり良くなく
彼女は、旦那が帰ってくるのが嫌になるほどの
嫌悪感を募らせていました。

そんな時、
赤ちゃんがお腹にきた。

不思議なもんです。

愛し合っていて仲良しの夫婦に
子供ができないなんてこと多々あるのに

離婚しようかと悩んでいる夫婦の所に
赤ちゃんはやってきたんです。

友人は
「旦那と子供と3人の生活が、どうしても想像できない」
と正直に私に言いました。

大人が「おろす」と決めれば
その子の命はなくなります。

彼女は迷いに迷いました。

おろすことへの罪悪感と
夫婦仲の悪い親に育てられる子への罪悪感

どっちがマシなんだ・・

それに今後の自分のことも。
もし離婚できれば新しい人と出会えるわけだし・・

確かにそんな状況で
子供!って言われても余裕はありません。

 

育児は大変です。

どんなに仲が良い夫婦でも
子供がいることで喧嘩が絶えなくなったり離婚することもあります。

彼女の場合
今の夫婦仲がもっと険悪になるだけ、と安易に想定できたようです。

産婦人科で赤ちゃんの心拍を確認した時、

「確認できなければどんなによかったか・・」

そう思ったそうです。

それくらい結婚生活にストレスを感じていました。

旦那さんは多忙で自分のことでいっぱいいっぱい。
親になるなんて考えられないと
おろすことに賛成しました。

だから、彼女も、おろすことに決めました。

彼女のその言葉を聞き終わる前に

私は泣いてました。

 

私は既に子供がいるので
「おろす」ことに、どちらかといえば否定的です。

でももし子供がいなかったら
「大変なら、おろせば?」と言えたかもしれません。

それぞれ見えてるものが違うから、仕方ないです。

子供を育てるのは、大変です。
自分を犠牲にしなきゃいけないことが多々あります。

でも毎日子供と格闘しながらも

その子がいない人生は
もう考えられない。

彼女のお腹の中で
その子の人生が既に始まっています。

冷めきった夫婦の間に
その子は来た。

子供がくることには全て意味があります。

虐待されて死んでいく子供も
親に何か気付かせるために生まれてくるそうです。

何か、意味がある。
このタイミングで。
その人との間で。

友人と旦那さんはこの妊娠を機に
嫌というほど自分達と向き合っています。

今後、自分達はどうしていきたいのか
このままの状態でいいわけない
どうやったら変われるか
望んでいないのに避妊しなかった無責任さ・・・

これまで目を背けてきた夫婦間の問題を突き付けられ

夫婦で考えるべきこと
反省すべきことがあることに気付いたようです。

結婚って何?
夫婦って何?
幸せって何?

これまで自由奔放に生きていた友人が
そんなことを私に聞いてきます。

私は
お互いのためになる選択をすればいいと思っています。

これまで自分のことでいっぱいいっぱいで
プライドも高く亭主関白だった旦那さんは

夫婦のこと・子供のことを
もう1度、ちゃんと考えてみる
と言うようになったそうです。

確かに忙しいと家庭どころじゃないのもわかります。

でも結婚した相手に子供ができ
おろすことに賛成するって、あまりに無責任じゃないだろうか。

彼も目が覚めたようです。

友人も
「産んでみようかな・・・」と電話してきてくれました。

予定日は来春。

それを聞いて私は
また泣きました。

まだ名もないその子の誕生を想うと嬉しくて
我が子を抱きしめました。

 

子供とは不思議なものです。

煩わしくもあり
不快な時もあり

でも
大人よりずっと何かをわかってて
どこからか、それを教えにやってきて

替えが効かない
唯一無二の存在。

1つだけ言えることは
誰も親になる準備などできないってことです。

私は親になってもうすぐ6年ですが
いまだ何もわかっちゃいません。

何も教えられないし
しっかりしてないし
子供がいるなんて、笑われそうです。

でも

一緒にいて面白くて笑って幸せだなって感じる瞬間があって
そうやって共に生きてれば

それでいいんじゃないでしょうか。

どんな選択をしても
後悔する時があったり
やっぱりこれでよかったと思ったり

いろんな感情になりますよそりゃ。

だからその都度、状況を改善するために選択していく。
それだけだと思います。

未来は自分でもわかりません。

だから
その時選んだ道を進んでみるしかありません。

ただ、選ぶ時は
自分の心に嘘をつかないこと

これが全てだと思います。

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Comments & Trackbacks

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. とても心に響きました

    • コメントありがとうございます。

      友人の子供は、もうすぐ10ヶ月になります。

      3ヶ月の時、私も抱っこさせてもらいました。
      とても儚いけれど無限のエネルギーを感じました。

      ハイハイして振り向いた時の写真を送ってきてくれますが
      最高に可愛いものです。

      人生は常に選択ですね。

  2. 子供を産むか おろすか の選択を迫られたらどうするか |
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