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産後クライシスになった 思考転換の克服方法 男と女の違い

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産後クライシスって
どんな夫婦でも陥る可能性があるものです。

私も1人目を出産した後に感じました。
自分でも驚いたのが産前はあんなにラブラブだったのに
産後は夫に触れられることすら嫌になったんです。

あの時は「もう以前のように戻れないかも!」って絶望しました。笑

産後の女性は男性が思ってる以上にいっぱいいっぱいです。
で、産後の男性は女性が思ってる以上に産前と何も変わらない
この温度差でお互い絶望したりイライラする。

「男」と「女」で見えてるものや感じ方が違います。
お互い何を思っているのか
それを理解していないと相手に不満ばかり募る生活になります。

子は宝。
子供が元気に産まれ、今生きていることは奇跡みたいなもんです。
子供ができことによって夫婦が壊れるなんてすごく勿体ない

パパもママも
相手に対する考え方をちょっと変えてみてください。

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産後の女性

女性は出産という大仕事を終えた瞬間から
24時間体制の育児が始まります。
それはそれは大変です。

産後のホルモンバランスの崩れ眠気体力不足から
悲観的になったり疲労感が拭えません。
それでも赤ちゃんは待ったなし容赦なしに泣きます
色んな意味で母親って追い詰められちゃうんですね。

料理は手抜き、洗濯もまとめ洗い、掃除はたまにする程度。
気持ちに余裕が無いからできることも限られる。

体も産前とは大きく変化しています。
出産に伴った痛み後遺症と付き合い
おっぱいも張って痛い

そんな状態で体に触られると、とても不快なんです。

ただでさえ女性は子供を産むと
「子供を守る」という母性が全面的に出てくるので
男性と触れ合うことにそれほど必要性を感じなくなります

これは母親になるという生物学的なことです。
男性は女性の産後の変化を知識として頭に入れておくべきです。

産後の男性

男性にとって産後変わった事と言えば
家に赤ちゃんがいるという状況くらいです。

特に体に何か変化があるわけでもないし
「仕事に行く」という日々は変わらないのです。

妻に対して
「家で子供と一緒にいるだけなのに、どうして家事ができないのか」
「赤ちゃんなんて寝てるだけじゃん」
と思うんですね。

外で働きに出るってとても大変なことです。
色んなストレスがあります。
だから家での育児が楽に思える

そう思うのは当然です。
私も男性の立場だったら
会社で一生懸命働いて帰って来て
妻が子供と一緒に爆睡してたら
「いいな・・・子供と一緒に寝れる生活」
と思うはずです。
昼間の大変さも知らずに。

そうなんです。

家で子供と2人きりになって家事と育児をしたことがなければ
大変さはわからないんです。
楽そうに見えて当然なんです。

そして夫婦のスキンシップ

子供を産めばまた妊娠前のように
スキンシップできると思っている男性は多いと思います。
男性側は体に何も変化がありませんからね。

でも母親となった妻は産前とは心境も体に感じているものも違うのです。

育児がなぜ大変か

「家で子供をみる」
これって簡単に聞こえるかもしれません。

私は会社員だった頃
忙しいプロジェクトで終電続き、たまの休日出勤
ずっとそんな生活をしていました。
あの頃は家で育児している主婦の方を
「暇そお~」
と思っていたに違いありません。

私は育児しながら何度
「会社員に戻りたい」と思ったことか。

会社員時代は土日や祝日がありました。
日曜日は必ずテニススクールに行き
好きな時間寝て好きな時に好きな映画観たりテレビ観たり
友達と飲んだりカラオケに行ったり・・・・

ストレスも多かったですが発散する時間もあり
好きなことができました。

子供ができたら土日も祝日も自分の時間もありません

寝てる時間が多いから楽そうに思える新生児だって
抱っこを1時間も2時間もして寝かし
ベッドに置いたら1秒で起き、泣き叫ぶみたいな
そんな悪夢のような時間を繰り返すんです。

ママは赤ちゃんと家で2人きりで奮闘するんです。
そりゃ子供は可愛い。
でも地獄のような日々です。
可愛いなんて思えないくらい追いつめられるんです。

私は1人目を産んだ時
1ヶ月くらいは夜中もずっと抱っこ
早朝に新聞配達のおばちゃんが
新聞を投函していく音を聞く毎日でした。
涙が出ました。

「寝たい!」
「寝かせてくれっ!!」

毎日夜になるのが怖かったです。

外で働くというのは
人間関係のストレスやプレッシャーなど
それはそれは大変なことがたくさんあります。

仕事と育児は比べるものじゃありませんが
育児を甘く見るのは間違ってます

可能ならばパパが丸1日でも子供と2人きりで
家事と育児をしてみてください。
それが365日休みなく続くんです。
たぶん心、折れると思いますよ。

パパの仕事はママにはできない

私の夫は積極的に子供のオムツを替えたり
ご飯を食べさせたりするタイプではありません。
基本的に「自分の時間」を大切にします。

毎朝、私が子供達にご飯を食べさせ
排泄の世話をし、子供を保育園に送ります。

夫は寝てます。

でも特に何も不満はありません。
なぜかというと
夫がしてくれている仕事を自分にできるか、と言われたら
できないから
です。

夫婦には役割があります。

子供のことはどうしても母親がみることが多くなります。
子供って母親が安心できる場所で甘えられるからです。
「ママじゃないとイヤ!」みたいなことがあるわけです。
だからママの役割が大きい。

私は仕事もしていますが
子供を相手したり料理をするのは基本的に私になります。
子供がどうしても私を求めることが多いからです。
だから夫と同じ時間仕事はできません

だからその分、パパに仕事してもらえばいい。
パパが気持ちよく仕事できたらいい。

男女平等、女性の社会進出と叫ばれてますが
「男」と「女」では
子供から求められるものも違います。
それぞれに適した役割がやはりあります。

パパがママの真似ができないように
ママもパパの真似はできないんです。

お互い精神的に自立する

私の母親は会社を立ち上げ父親より忙しく稼ぎも多いです。
そんな母親ですが家に帰れば食事の支度、食後の片付け、洗濯、お風呂掃除
1人でこなします。

その後、毎晩たまった仕事を片付ける。
父親は夕食を食べてお酒飲みながらテレビを観て
好きな時間に寝る。
休日も母親は残った仕事と家事をします。
父親は趣味のゴルフや水泳をしに行きます。

母親は父親に「あれしろ、これしろ」とは一切言いません。
なぜか?
精神的に自立しているからです。
そして女である自分がやった方が効率が良いとわかっているからです。

父親は母親が忙しそうにしているのをみて
自分にできることは率先してやってくれます。
そうなんです。

人に「あれしろ、これしろ」言わずにただ自分のすべきことをしていれば
周りは勝手に助けてくれるんです。

私も母親と同じようにしています。
夫に頼らず自分でできることを毎日する。
夫は
「いつも大変だね、今日もありがとう。日曜日は朝起きようか」
と言ってくれます。

命令されてやる人はほとんどいません。
むしろ腹が立つだけですよね。

人に期待するんじゃなくて自分がやるんです。
「超忙しいけど誰もやらないし私がやるわ」
って感じで。

ママの体が壊れたらパパが大変なのでそれは避けたいことです。
パパも自分でできることは手伝ってくれるようになります。

私の夫は子供ができてから忙しい私に対して
「夫婦の夜の時間をもうけたい」という願望がありました。

毎朝早く起き子供の支度を全てして
仕事又は下の子の育児して昼食を食べさせ寝かせ
また仕事、
子供が起きたらおやつをたべさせながら夕食準備
上の子を迎えに行き帰ってきたら一緒に畑作業、
その後お風呂に入れ夕食を済ませ寝かせる。
これらを毎日こなしていたら疲れ果てて
夜は子供と一緒に寝てしまうんです。

「毎日疲れ果てて夜は起きられないよ。
私の代わりにできる?できないと思うから私がやるしかないし・・。
ごめんね、おやすみ♡」

こう返すと
なんとしてでも夜の時間をとりたい夫は
必至になって手伝えることを探してくれます。笑
進んで子供をみてくれたり料理してくれる日もありますよ。

お互いがお互いのしていることを認めて尊重する。
すると自然と助け合う気持ちが生まれます。

それができてない夫婦は

「何であれしないんだ」
「何でこれをやってくれないんだ」

と相手に頼る言葉しか出てこないんです。
ママとパパがそんな会話ばかりじゃ子供が可哀想です。

パパとママ、それぞれがすべきこと

産後の女性はあまりスキンシップを求めていません。
それより喉から手が出るほどねぎらいの言葉が欲しいんです。

「ありがとう」
「今日も大変だったね」

そう言われるだけで救われて明日も頑張れるんです。

ママが育児でいっぱいいっぱいの時は
自分に手伝えそうなことをして
ちょうどいい距離を保ちましょう。
ベタベタとスキンシップしてもウザいだけですから。

子供が少し大きくなると余裕が出てきます。
そうしたら夫婦の時間も大切にするといいと思います。

同じようにママもパパを思いやることが大事ですよ。
パパの仕事は楽じゃない。
過度なストレス、プレッシャー、それらと毎日戦ってるんです。

それを癒すのが「家」です。
「お疲れ様、休んでね」
ママがそう言えるかどうか。

育児していた自分だけ大変だった1日ではありません。
パパにも感謝です

さいごに

私は上の子が6ヶ月になったくらいから
少し余裕が出てきました。
その頃から夫にも目を向けられるようになったんです。

あれほど愛していた夫に
産後は愛情が無くなったかのような心境になり
本当に危機感を感じました。

でも夫は私が落ち着くのを待ってくれました。

産後をどうやって夫婦で乗り越えるか
これが夫婦の一生を決めるかもしれないくらい大切な時期。

ある意味、子供ができて
相手の人間性がよくわかります。

大変な時期こそ相手を思いやれるかどうか

子供という素晴らしい宝物を手に抱けるあなた方夫婦なんですから
子供のためにも「パパとママが仲良し」でいましょう。
子供にとってはそれだけで最高の環境になりますから。

こちらも参考に☆
産後の夫婦の危機 不仲を解消する方法 私と旦那が実践してきたこと

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