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仕事と家庭と育児の両立 世間の理想と個人の理想は違う

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よく就職の面接なんかで
「仕事と家庭の両立は可能か」
なんて話になりますが

その両立っていうのは世間が位置付けてる勝手な理想論。

会社や世間は関係ない
あなたが思う両立ってどんなものでしょうか。

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共働きという現実

私は東京で会社員をしていた頃、1人目を妊娠しました。

IT企業で残業は当たり前
家から都内まで通勤時間は1時間以上
実家も義実家も遠く、子育てで頼れる人はいない
子供が多いので待機児童が当たり前
私立の保育料はとても高いため保育料のために働いているような状態。

都会に住む核家族で共働きってこんな状況ですよね。
私はこの状態で娘を育てることに疑問を感じました。
子供にはあまりよくないなって予想できました。
だから私は会社を辞めました
これからという3年目でした。

会社は仕事と家庭の両立をしている社員としてPRしたかったようですが
じゃあ、それが本当に充実して幸せかと言われたら
そうだとは言えなかった。

給料より子供と一緒にいる時間が欲しかった

男性の働き方もいまだ「長時間労働」が美学みたいな風潮です。
私も経験がありますが残業すればするほど効率は下がります
でも日本人はアホみたいに長時間労働を強いられる。

夫は毎日、満員電車に乗って通勤し
残業は当たり前、帰ってきたら子供は寝ている
休日出勤も珍しくない
まあこれが社会人の普通ですね。
でも夫もその生活に疑問を感じていたんです。

世間の理想と個人の理想は違う

子供にとってどうするのがいいのか。
夫と考えました。

夫も私も田舎育ち。
自然いっぱいの場所で育ちました。
子供に同じものを見せてあげたい。
家族でいる時間を大切にしたい。

夫は
「毎日満員電車で通勤して深夜に疲れきって帰ってくる、
この姿を見て子供が大人になりたいとは思わないよね」
よくそう言っていました。
子供に「大人って楽しそう!大人になりたい!」
そう思って欲しい。
心からそう思いました。

みなさんならここでどんな結論が出ますか?

夫は「会社を辞めて田舎で暮らす」
という結論を出しました。

 

で・・・実際にそうしたんです

 

夫は自分のしたかったことをして事業を確立し
自分のペースでやりたいだけ仕事をしています。
だから仕事の質も効率も格段にいい

子供と触れ合う時間も多く食事もお風呂も必ず一緒です

私も子供と一緒にいる日と預ける日を決めて
無理なく仕事をしています。
限られた時間しか仕事はできないのでその分の集中力は半端ないです。

私達にとってこれが理想的な仕事と家庭と育児の両立です。

両親が共働きで子供の保育園のお迎えも遅い
ママは帰ったら急いでご飯を作り食べさせお風呂に入れ寝かせる
その後、たまった家事や残った仕事を終わらす

もしかしたら世間はこれを偉いと讃えるのかもしれません。
カッコいいワーキングマザーなのかもしれません。
でもみんなこれをしたいですか?

私達夫婦は一見、都会で失敗して田舎に戻ってきた軟弱ものです。
近所の人もそう思ってみてたと思います。

でも満員電車に乗る必要もなく
夫も私も好きな仕事をし
夕方には毎日子供と一緒に畑に行き
きちんとご飯を作る時間もある

この生き方、カッコ悪いでしょうか?

世間で言われる「仕事と家庭の両立」と
あなたが考える理想の両立は違うのではないでしょうか。

自分の考えに素直になってみる

周りの人の目や意見は全く気にせず
あなたの理想とする両立って何でしょうか。

どんなんでもいいんです。

●子育ては好きじゃないからバリバリ働く
●祖父母に助けてもらって自分の時間を確保する
●仕事はせず家のことに専念したい
●子供に無理させないようバイトやパートで働きたい
●子供が大きくなったらバリバリ働きたい
何でもいい、
あなたが心から理想とする生き方があると思います。

大きな決断を迫られた時こそ
あなたが今こうしたい!
素直に感じているものを大事にするんです。

会社で育休を取った人は全員復帰してるから
自分も復帰しなきゃいけない・・
そう思う必要は全然ないんです。

自分の人生に周りの目は関係ないからです。
気にするだけあなたは良い人で
気にするだけ損です。
一生世間の目に流されて生きてくなんてつまらないじゃないですか。

お金にかえられない時間

私が会社を辞めて夫の給料だけで生活するようになると
生活は決して豊かではありませんでした。
節約の毎日でした。

でも人間て強いもので何としてでも生きていくために工夫するんです。

要らなくなったものをヤフオクで売ったり
ネットで簡単な仕事を受注してお金を貰ったり
家賃の低い所へ引っ越したり
土日はパパに子供をみてもらって短時間のバイトに行くママ友もいました。

生活は楽じゃなかったですが
私は子供と一緒にいることができて幸せでした。
どうせ3歳になったら集団生活に入ってしまい高校生までずっと続くんです。
なら小さいうちくらい貧乏でも一緒にいよう、
私はそう思いました。

子供に手がかからない

自分にとって幸せな両立ができるとストレスも少ないので
子供にも心に余裕を持って接することができます。
親に余裕があると子供に手がかかりません。
子供も心が満たされるんですね。

たくさんスキンシップして愛されてることを確信している子供は
外の世界も楽しむことができます。
愛情たっぷりの帰る場所があるから。

子供に手がかからないと
親もますます自分のしたい生き方ができるようになるんです。

それができていないと
「本当にこの生活でいいのか」
「いつまで続けられるだろうか」
という疑問や不安を抱く毎日になります。
親に余裕が無いと
子供が癇癪ばかり起こす、情緒不安定、夜泣きがずっと続く、よく熱を出す
など、不思議と子供って手がかかることが多くなるんです。
そのストレスでママは笑顔になれません。
そして何もする気が起きない。

親が幸せなら子も幸せです。
親に余裕が無ければ子は寂しいです。

さいごに

自分の理想とする仕事の仕方、育児の仕方
それがあなたにとっての「幸せな両立」です。

仕事に重きを置くもよし
育児に重きを置くもよし

大事なのは自分の気持ちに素直になるってこと。

私は以前勤めていた会社で私を含め4人育休を取り
辞めたのは私だけでした。
他の社員にどう思われようがどーでもいい
今子供と一緒にいなかったら一生後悔すると思ったんです。

よく夫に言われるのが
今自分に嘘ついて一生後悔するより
今を大事にして幸せになる方がいいと。
その通りです。

私は食育を大切にしています。
だから「子供の舌は3歳までに作られる」というように
3歳まで自分でちゃんと家でご飯を作ってあげたい。
それが私の信念でした。
食べるもので人はできています。
だから食べるものでどうにでもなるのが人なんです。
それなら3歳まで仕事は無理しない
これが私のスタイルです。
これを今、子供にしてあげられなかったら一生後悔するんです。

あなたにとっての理想は何ですか?
それをゆっくり整理してみると
上手な生き方ができるんじゃないでしょうか。

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