下の子が生まれてから
4年が経とうとしています。

上の子可愛くない症候群

という言葉は下の子を産んでから知った言葉でした。

今では
そんなこともあったなぁと懐かしく感じるわけですが

さて、その後子供達がどーなったのかを書きたいと思います。

自分が親にしてほしかったこと

上の子可愛くない症候群は

下の子が産まれることで
上の子が赤ちゃん返りしたり
親が上の子に上の子らしさを求めることによる
極度の育児ストレスが原因です。

大事なのは、
上の子はなりたくて上になったわけじゃない
ということです。

私は3人きょうだいの真ん中ですが
親が1番に何でも気にかける兄ちゃんを妬んだし
わがまま気ままで母親の関心を引く妹に嫉妬したこともありました。

で、親からどうして欲しかったか考えると
「あなたはあなたでいい、そんなあなたを愛している」
と言われたかったな、と。

だから自分の子供達に、これをやってみたわけです。

上の子はこうなった

クールな娘も下が産まれた時は、荒れました。

この時に
怒ったりしっかりしろと言えば、ますます荒れます。
なぜって、私自身も、言われたら荒れることが容易に想像できるからです。

だから、愛していることを伝えました。

寝る前や2人きりになった時、

あなたがいて助かるな
いつもありがとね
あなたが大好きだからね
サンキュー

どーしたって小さい下の子の方が抱っこの回数も
泣いて甘える回数も多い。
だからこそ上の子には愛を伝えます。

娘は
マイペースで面白い、しっかりした姉ちゃんになりました。

なぜかというと
存在を肯定されて愛されているからです。

だから自信が出てきます。

弟の世話をやいたり
弟に何かを教えたり
自分からできることを増やしたり
好きなことをもっと頑張ったりします。

大人も、愛し合う人がいると強くなれますよね、
それと同じです。

愛されていることがわかると
子供はそれだけで目の前がぶわーっと明るくなります。

愛の伝え方いろいろ

子供の性格・個性はそれぞれ違うから
接し方を変えるべきかな、と私は悩んだことがありました。

でもそんな難しいこと
どーでもよかったです。

どんな子にも
これほど最高のことはないみたいです。

下の子も大きくなって冗談が通じるようになって
しょーもないことを言ってゲラゲラ笑い転げています。

これほど子供が幸せな顔をする瞬間はありません。

こうやって子供は満たされて
愛情を確信します。

下の子が産まれたことで上の子に期待するほど、ぎくしゃくします。
子供自身辛いし、何より親がストレスを感じます。

そうじゃなくて
一緒にしょーもないことを言って笑えばいいだけです。
それだけでも子供は愛を確信します。

しっかりする必要ないです。
子供らしく笑ってふざけてればいいじゃないですか。

上の子は私を笑わそうとします。
私がやるギャグよりもっと面白いものを目指して
脳みそフル回転です。

下の子もそれを真似して自分なりにギャグを考えます。

こんな最高の瞬間、ないです。
こんな満たされる瞬間、ないです。

子供は基本的に、
自分を見て欲しい。
一緒に笑いたい。

好きな人ができると自分だけ見て欲しくて何かしますよね。
子供はそれをもっとストレートに過激に表現します。

これが愛情を確信すれば落ち着いていきますが
確信できないと、もっと過激になります。

全員を100％満たすのは無理

「ママがもう1人いればいいのに」

子供達が同時に抱っこを要求してきた時に
上の子が言った一言です。

「ほんとだねぇ～」

私は斬新な提案になるほどと思いました。
確かに2人いれば解決することが色々ある。笑

子供が多いほど
100％満たすことは難しいのではないでしょうか。

だから2人きりの時間ができたら
その時間をこれでもかってほど大切にします。

そうやってそれぞれとちゃんと向き合える時に
べったり向き合いましょう。

普段は
みんなでしょーもないことを言ってゲラゲラ笑いましょう。

難しそうなことほど
やることは、非常にシンプルです。

さいごに

上の子だから
下の子だから
なんて思う必要、ないと思います。

あなたは、あなただから。

子供はこう言われるのが1番嬉しいのではないでしょうか。

上の子可愛くない症候群という時期は
私はもう過ぎてしまいましたが、
これから下の子を産む方に
少しでも心が楽になればと思います。