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生理前症候群という言葉の違和感 生理に薬が必要か?対処ではなく「なぜ」を考える

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体の反応に敏感になってきて

生理前や生理中、排卵期などで
体に変化があることが自分でよくわかり

体の流れってこうなのか~と感じるようになった今、

よく耳にする
「生理前症候群」
という言葉に違和感を覚えます。

いかにも病気っぽく聞こえ、薬まで開発されていますが
これもまた根本の解決になってないなあと思うのです。

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いかなる症状も病気?

今は「風邪」にしても様々な名称があって
私達はたくさんの病気に怯えて暮らしています。

何でもかんでも病名を付け
それに対して薬が開発される。

「生理前症候群」も同じです。

CMや広告で
「イライラ」「女性特有の」「れっきとした病気」
などと流れていると

症状なのね!すぐに治さなきゃ!と誰しもが思いますが

そもそも生理前の体の変化は
起こって当然のこと、です。

生理前の食欲は、赤ちゃんを迎えるために栄養を必要としているからで
イライラや肌荒れはホルモンが影響しています。
排卵後の食欲不振は、妊娠にならないと判断されたから。

これら全て、体で起こる自然の変化です。

これに薬が必要なのでしょうか。

薬とは?

10年前の私なら
「この生理痛の痛みが和らぐなら・・」
と簡単に薬を飲んでいたかもしれません。

そもそも
『なぜ生理痛になるのか?』

を考えようとせず
その症状をどうやってすぐに抑えるか、
しかフォーカスしないからです。

薬は「症状を何とかして一時的に抑える」だけです。

つまり、体質が改善するわけでも、体が健康に近づくわけでもないので
その症状が酷くなる度に、飲まなければいけなくなります。

生理用のナプキンを毎月買うように、
薬も買い続けて毎月服用する。

それを数十年も続けたいか、という話です。

医者は「なぜ」を考えてはくれない

第一子を妊娠した時、
私は元々血の量が少ない方で
妊娠中の検査で貧血にひっかかり、鉄剤が処方されました。

鉄剤というものを初めて飲んだのですが
当り前ですが気持ち悪くなりました。

ふと思いました。

これを飲んでも私の血の量は増えないし
貧血が根本的に改善されるわけではない、と。

で、鉄剤は1度飲んで捨てました。

その頃から栄養学や体のことを勉強し始めていたので
何が大事かピンときました。

血液は主にタンパク質や水。

タンパク質多め、鉄分多めの食事に変え
アミノ酸スコア100のプロテインも積極的にとりました。

すると鉄の数値が改善。
その食生活で後の妊娠中の検査でもひっかからなくなりました。

『なぜこの人は鉄不足か?』

そんなことを考えてくれるお医者さんはいません。
目の前の「鉄」の数値を一時的に上げることができればいいのです。

悲しいですが
根本的な健康や体質改善の考え方は皆無なので
自分で知識を得て実践する、
又はそういった話ができる医師に相談するのが最善です。

生理痛がなくなったワケ

こちらの記事で書きましたが
生理痛の緩和に効果的な方法を全て実践した結果 生理痛知らずの体に!

私は産後、生理痛から解放されました。

それまでは、うずくまるほど痛がっていました。

生理痛がなくなった理由としては

➀妊娠を機に食生活を変えた
➁規則正しい生活になった
➂湯船にきちんとつかり、体を温めるようになった

というのが大きいです。

「なぜ生理痛が重たいか」を考え、調べたことで
すべきことが見えてきました。

自分の体が自分を治したのです。

薬のせいで不調になる

『人間は生まれながらにして100人の名医を持つ』

そんな言葉があります。
自然治癒力のことですね。

昔、実母が「寝れば治る」と言ってくれたように、
体は勝手に改善に向かいます。

しかし、病院(お医者さん)というのは
これとは逆の方法をとります。

検査にひっかかってから体調を崩した義祖母の話をします。

旦那の祖母は、数年ぶりに行った健康診断で血圧にひっかかりました。

医者に言われるまま
血圧を下げる薬をもらいました。

それまで自覚症状など一切なく元気で畑仕事もこなしていました。

その薬を飲むようになってから一変、
体の浮腫みが酷くなり
再び病院に行くと、今度は「癌」だと言われました。

そして抗癌剤漬けになった祖母は、亡くなりました。

もう4年前のことですが。

おそらく義祖母は
検診に行かなければ、もっと元気に生きたと思います。
薬を飲まなければ、急激な変化はなかったと思います。

何でもかんでもすぐ薬を処方する

副作用が出る、自然治癒力が弱くなる

もっと薬や治療が必要になる

患者の健康を心から願っているお医者さんて
果たしてどれくらいいるのでしょうか。

祖母が何らかの病気だったとしても
急いでどうにかしようとせずに

食事、生活習慣、ストレスなどの改善、正しい知識で
十分良い方向にもっていけたはずです。

今となっては冷静にそう思います。

薬は画期的ではない

これまで何度か「薬漬け」の方に会ったことがありますが
みなさん例外なく不調でした。

「薬最高!!」
とか言う人は1人もいません。

薬の副作用に苦しみながら
西洋医学にしがみついています。

私は薬が開発されて広告を目にする度に
また不要なものが増えたと感じるのです。

「いい薬!!画期的!!」
と思う人は、根本を考えない傾向が強いです。

私が思う画期的は
「薬を使わない医療」をするお医者さんがわんさか増えることです。
本当の栄養学を知っている保健師さん・栄養士さんが現れることです。

残念なことに私の近所にそんなお医者さんも保健師さんもいませんが
こんな些細なブログからでも何かに気付く方がいて
少しでも何かが変わればと勝手に思っています。

さいごに

「なぜ」を考える癖をつけるべきではないでしょうか。

なぜみんな癌になる?
なぜみんな病気を持ってる?
なぜ子供は弱い?

この、何でもありふれている人類最強かのような時代に
私達は絶不調です。

薬は簡単に買えます。

でもその前に
自分の体の声を聞けるようになることが必須ではないでしょうか。

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