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攻撃的な子供と親の関係性 満たされない欲求と問題行動の裏側 変わるキッカケ

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うちの旦那は幼少期、
攻撃的な子供でした。

保育園の友達を
引っかいたり、殴ったり。

なぜそういう行動をしたのでしょうか?
変わるキッカケは何だったのでしょうか?

紐解いていくと
「親と子の関係性」と「子供の心理」がわかります。

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満たされない子

現在、子供達が通っている保育園で
攻撃的な男の子が1人います。

息子と同じ未満児クラスなのですが
その子は自分より大きい子でも小さい子でも
構わず攻撃します。

うちの子供達も「殴られた」とよく言っています。

その子の顔つきはというと、
眉間にしわが寄っています。

旦那曰く「小さい頃の自分と同じ顔だ」と。

その子の母親をみると
笑っている顔を見たことがなく
子供に対して笑いかけるところも見たことがなく
発表会などの楽しい行事の時に
子供の写真を撮ろうとする姿も見たことがありません。

子供がいる今の状況に楽しさを見出せていない、
純粋に、子供を可愛いと思えない、

それゆえに子供が満たされていないという可能性があります。

子供を認めない親

うっとおしい
うるさい
うざい
興味ない

子供に対して常にこういう感情を抱いていると

ネグレクト
否定
暴力
怒鳴る

親はこういう態度をとるようになります。
旦那の母親がまさにこれでした。

子供が何を言っても怒り、否定し
忙しさゆえ、時に嘘をつく

すると子供は
どうにか認めてもらいたくて
愚図り、泣き、悪さをします。

それをも否定されると
ネガティブな気持ちは外の世界に向いていきます。

子供の心にぽっかり穴が空いている状態です。

これを放置すると、悲惨なことになります。

攻撃による優越感

幼少期の旦那は、
常にむしゃくしゃしている状態だったそうです。

満たされない気持ちがぐるぐるしていて
それをどうにかするために友達を攻撃していました。

攻撃すると、周りの子は自分を恐れます。
その優越感が快感となり
それによって自分の立ち位置を確認していました。

攻撃する

みんなが怖がる

一目置かれる存在になる

快感

これが彼なりの『満足』でした。
こういうことでしか満たされなかったのです。

攻撃するやつは
強いんじゃなくて、弱いんです。

変わるキッカケ

幼少期に攻撃的だった旦那は
小学生になると、少しずつ周りが見えてきて
「我慢」をするようになりました。

子供も勝手に成長します。
子供ながらに感情をコントロールするようになります。

しかし根底にある感情や親の態度は変わらないので
解決したことにはなりません。

そして本当に解決したのは、親から離れた時でした。

旦那がラッキーだったのは
小学生になって自分で気付くタイミングがあったことです。

『このまま荒れてたら親と同じような人間になる、それは嫌だ』と。

我慢し続け、
大学進学を機に親元を離れることに成功しました。

それから旦那の人生・人間性は劇的に変わっていきました。

「あのまま地元にいたら自分はダメになっていた」
旦那はよくそう言います。

この変わるキッカケが無いと、問題行動はエスカレートします。
そして子供自身が立ち直るなんてそうあることではありません。

だから今、小さいうちに、親が気付けたら、
子供は救われます。

子供の行動に悩んでこの記事を読んでくれているなら
子供との時間をとってください。

私は見てます、
あなたのことをちゃんと見てます、
気にしています、と。

もし可愛いと思えないなら思えなくてもいいです。
愛しているなんて言わなくてもいいです。

ただ見て、反応して、聞く。

それだけで子供は変わります。

親が忙しいことくらい、子供もよくわかっています。

そして子供を産んだ以上
子供に時間をとられることも仕方ないことです。

そしてそれは長くは続きません。

成長したら離れていきます。
長い目で見れば子供といる時間なんてあっという間です。

だから
寝る前の数分でもいい、
お風呂に入ってる時でもいい、
ほんの僅かでもいい、

子供を、みましょう。
心の声を、聞きましょう。

それが子供にとって、変わるチャンスです。

さいごに

子供が荒れたり攻撃的な態度をとるのは
もちろん食べているものも関係している可能性があります。

子供に甘いものを食べさせない理由 知っておきたい糖と体の関係

今回紹介した男の子は
白米だけでおかずをほとんど残す子でした。

食べてるものが原因で子供の精神状態が乱れ、手がかかり
子供を可愛いと思えずネグレクトなどが深刻化してしまう・・
これは珍しくありません。

シュガーハイなどの症状を改善できれば
育児はぐっと楽になりますからね。

思い当たること、可能な限りできることは改善しましょう。
少しずつやってみましょう。

積み重ねたものが現状です。
ならば変えることも可能ですから。

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