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保育園に入れない これからの育児世代が考えるべき生き方

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待機児童、
保育園不足、
保育士不足、

自分が子供を妊娠して初めて知った問題です。

私自身
年中から幼稚園に入ったので
保育園という概念を知らなかったし

少子化の時代、
子供なんてぽんっと預けられると思っていました。

それがいざ子供を産んでみて、
え?保育園て入れないの(/・ω・)/?

そこで初めて待機児童という問題にぶち当たりました。

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都会の保育園への違和感

会社に復帰する時期を意識するようになった頃、
保育園の情報を収集するようになりました。

保育園てどんな所なんだ?
認可?無認可?何が違うの?

実際に保育園に預け復帰したママさんに話を聞いたり
近所にある保育園を見て回ったりしました。

しかし、さすがに都会の保育園、

最寄り駅のビルの1室
マンションの1室

園庭がある方が珍しいくらいです。

公立は多少広いですが倍率が高すぎて入れない。

私も旦那も田舎育ちなので
保育園・幼稚園なんて
必ず園庭があって施設も広いのが当たり前だと思っていました。

知り合いのママ友で
公立で敷地が広い保育園に預けることができたのは
両親とも公務員の方だけ。

他の方は
認可保育園の第3希望、第4希望に受かっていればマシという感じ。

なにか違う・・・

そう強く感じるようになりました。

そして今に至るわけです。

田舎の現状

現在、私達が住んでいる街は地方の小さい街です。

保育園は市内に
市立が4つ、私立が6つだけ。

規模は
定員が40人のところもあれば
100人のところもあります。

うちの子供達が通っている保育園は
市立で定員は40人です。

実際の児童数は最近では25~30名前後でしょうか。

保育園の先生も
「昔に比べてだいぶ子供が減ったね」
と言うほど。

しかし現場は余裕かというと、
そうではないのです。

子供達の通う園では、
先生が全部で4人だけの時期がありました。

年長、
年中、
年少、
未満児、

園長先生も現場に出て、それぞれ1人の先生が付いても
未満児は2人はいなければいけないので足りないわけです。

そのため、
1人の先生が2学年をみている状況でした。

児童数が少ないと一見余裕そうに見えますが
そうなると市は極限まで保育士を減らします
人件費削減ですね。

しかし、これでは我々親は不安です。

そんな声があってか
途中から臨時の先生が来るようになり
現在は6名でやってくれています。

市の求人のサイトをみると
市内の保育園でも常に保育士を募集しています。
雇用形態は全て臨時。

都会に比べて子供の数は少ないし
余裕で保育園に入れそうなものなのに
その分、ギリギリまで保育士も削減するため
需要と供給が合わないことが多々出てくるのです。

現場では
臨時の先生も正規の先生も、勤務時間等はほとんど変わりません。

しかし「雇用形態の違い」だけで給料に差があります。

保育士の資格を持つ人はいるのに
正当な勤務形態・給料が伴わないため
現場復帰しない方も多いです。

そのため、こんな田舎でも
年度の途中で入園できなかったり
一時保育に対応できなかったりすることがあります。

それでも都心部に比べれば
田舎の保育園の方が断然入りやすいことは確かです。

4月入所で申し込めば、
入れないことはまずないと思います。

公立にも入りやすいので
保育料が比較的安く済むし
敷地も広いので、子供達は伸び伸びしています。

私が思うに、
都心部で保育に高い期待を持つことは、無理だと思います。

保育士さんも十分なスキルがあり、
目が行き届く満足な保育を受けられて、
園庭もあって広くて
公立で・・

そういった希望はおそらく叶わないからです。

選択肢は5つ

さて、では私達はどうしたらいいのでしょうか?

もし私があのまま東京にいたら
私は自分で子供をみて
保育園より広い敷地が確保されていて安い
幼稚園に入れていたと思います。

しばらくは専業主婦ですね。

そしてできるだけ自然が多く
家賃が低い場所に引っ越していたかもしれません。

他のママ友も
都心から離れた場所に引っ越していく方が多かったです。

逆に、田舎から東京に引っ越したママさんに話を聞くと
「東京で保育園なんて入れないから3歳で幼稚園に行かせる。
田舎の方が育児はしやすいよ」
と言っていました。

そうなんですよ。
どう考えても、田舎の方が育児はしやすい。
田舎の方が家賃も低いし自然も多いし保育料も安く済む。

私達がとるべき行動は、以下の5つしかないように思います。

➀預けることを諦める
➁環境の良い優良な保育園に預けられるくらい稼ぐ
➂場所・時間に縛られない仕事をする
➃待機児童問題が無い土地へ行く
➄影響力のある政治家になる

全て究極の選択です。

でもこれ以外に現状を変える方法は無いと思います。

私達夫婦は
➂と➃を選択しました。

そのため東京での仕事は失いました。
しかし新たに起業しました。

自分で保育園を設立する力も無いし
すぐさま社会を変える力も無い、

だから自分でどれかを選んで進んでいくしかありません。

無計画に子供を産むべきではない時代

子供は授かりものです。

しかし
子供を預けることが困難、
仕事も続けることが困難、
こんな時代に

無計画に子供を産むべきではありません。

私達夫婦は子供ができるまで無知だったために
産んでから途方に暮れました。

その後、田舎に移り起業しましたが
それは平坦な道のりではありませんでした。
しかも子供がいながらでしたから。

これから子供が欲しいと考えている全ての人に、
どんな場所でも生きていける状態にしておくこと
が必須条件である気がします。

子供がいても自分のしたい仕事を続けられるように
父親・母親、どちらかの稼ぎでしばらく食べていけるように
子供に満足のいく保育・学校に通わせることができるように

ある程度の金銭的・精神的余裕が絶対に必要になってきます。

ある程度の「準備」と「柔軟な対応ができること」が
これからの育児世代には必須です。

さいごに

これから社会がどう変化するかわかりませんが、

ただ流されるだけでなく
家族のため、大切な人のために
自分で選択できる力をつけていきたいものです。

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