就職活動という決まりきったレールを敷かれ
自分に合う仕事を「今ある仕事」の中から選ぶ。
なぜ就職するのか?
そこに自分が心からしたいこと、心からしたいライフスタイルがあるのだろうか。
決まりきった日本のシステム
学校では「お金を稼ぐ」ということの本質を教えてくれない。
親も学校の先生も
「良い学校に入って良い会社に就けば幸せ」
それしか教えてくれない。
昔はそれで良かったのかもしれない。
会社が社員の一生を保証してくれたからだ。
でも今はそうじゃない。
退職金はもらえるかわからない、年金や社会保障制度も崩壊している。
多額の税金を払い続け、生活は圧迫され続ける。
一生懸命働いて定年になっても、また次の職を探さなければ食べていけない。
そんな時代に教育の現場ではいまだに
「良い会社に入ること」に重きを置いている。
それで学生は幸せにはなれない。
経済学や会計学すら大学に入らないと教わらない。
生きていくうえで1番大切な「お金」についての知識や
「自分で稼ぐ」という経験が全く無い中で就職活動というものが始まり
さ、今あるものの中から仕事を選んでねってなるわけだ。
ここでおかしいと思った人はその感覚を大事に生きていって欲しい。
もうすぐ卒業が待っている。
将来の道を考えないといけない。
すると、みんなと同じことをしないと不安になる。
でも
焦って就職して本当にやりたいことができるのか。
その先にあなたの求める幸せがあるのだろうか。
本当の近道
学生の時、就職活動をしなかった友人がいる。
彼は卒業後、半年間の海外生活を経て日本に戻り
その経験を活かしてやりたいことをしている。
周りに流されず自分のしたいことをして夢を追う方が、結果近道だ。
流されるままに就職して迷いながら数年を過ごし
嫌で辞めたらそこで給料はゼロになり何も残らない。
なら初めはゼロだろうが稼ぐお金は少なかろうが
夢のために突き進む方が自分のためになる。
就職すればすぐに給料が発生し食べていける。
でも初任給の20万前後から数年経っても変わらなかったらどうするのか。
隣でぼーっとしてる社員とずっと同じ給料で満足できるのか。
給料さえ貰えたら幸せなのか。
とある2人の生き方で考えてみる。
今後どれだけ稼ぐようになるか、どんな人生になるかは自分次第。
会社が潰れたら収入はゼロ。会社に左右される人生。
どちらが魅力的か?
日本という国はBさんを評価する風潮にある。
でも本来、Aさんのような生き方をすべきではないのか。
世間の流れや当たり前とされる評価を一切気にせず
自分が本当に幸せになれること、夢中になれることは何か。
どんな生き方をしたいと思っているか。
それをきちんと考えないといけないはずだ。
目をそらさずに自分ときちんと向き合わないといけないはずだ。
全ての道は自分で決めている
私は学生時代、流されるように就職活動を開始した。
就職すること以外思いつかなかった。
先生も親もそれしか教えてくれなかった。
私は40社以上の会社を受けた。
これになりたい!という具体的な夢がなかった私は
世の中にある職業の中から「これなら自分に向いてるかも」と思うものにエントリーした。
もちろんよくある自己分析というのもやってみた。
受かったのは2社。
最後は何で判断したかというと「人」だった。
人間関係が良ければ続けられそうだと思ったから。
私はこの程度の理由で「やりたいこと」を決めてしまった。
ほとんどの人が「自分のやりたこと」を見出せずに就職している。
そして「会社」という勝手に給料が決まっていて
勝手に適していると判断される部署に所属して働く。
実際に会社という組織に入ってみて気付くことがたくさんあった。
それは
多くの社員が「このままでいいのか」という
疑問や不安や焦りを持ちながら働いていること。
給料やボーナスに対して不満を言っていること。
どの部署に配属になっても本当にしたい仕事ができないと言っていること。
同期の子は散々愚痴を言って辞めていった。
ならばなぜ就職したのか?
ここで大事なのは
入ったからには文句は言わないべきだ。
会社に入ったのも「自分で決めて選んだ」こと。
それならばその行動に責任を持たなければいけない。
本気でやりたいことを探そうとしなかった自分が悪いからである。
給料を上げてくれない、自分のしたい仕事ができない
それは会社に対して不満を言うことではない。
状況が変わらなければ自分で「他の収入を増やす」「やりたいことをする」
それしかないはずだ。
会社のためでなく自分の人生を生きる
夫はSEとして5年間ベンチャー企業に勤めた。
彼は就活中の面接で「会社を作りたい」、そう社長に言って採用された。
せっせと会社のために働きながら
「これじゃいつまでたっても会社は興せない」
そう思っていた。
私が2人目を妊娠したことを期に彼は会社を辞めて事業を立ち上げた。
初めの収入は数百円程度。
半年経ってそれが数万円にかわり8か月で以前の給料と同額程稼いでいる。
彼は自分が心からしたいことをしてお金を稼ぎ始めた。
彼にはやってみたいことが複数ある。
それらが実現できればもっともっと稼ぐことができる。
これが「自分で自分の人生を生きる」ということ。
就職すれば食べていけるだけの給料が手に入る。
誰しもが安定を求め周りと同じことをする。
就職してさも幸せかのように生きる。
でもそれが自分のしたいことではないと気付いたら?
気付いているのに何も行動しなかったら?
自分に一生嘘をついて終わることになる。
自分でやりたいことを探し、やってみる。
それは「安定」とは正反対の行動かもしれないけれど
失敗してもやりたいことなら何度でも挑戦したくなるもんだし
周りがどう思っても関係無い。
実際に夫も失敗している。
でもだからこそ考えるし学べる。
そして「必ずこうなる」と決めているので、そうなるまでとことんやる。
結果、彼は誰もができないであろうと思うことを成功させている。
小さい頃、自分の好きなことに没頭している時って
とても充実していてストレスなど皆無であっと言う間に時間が過ぎていった。
そういう経験がないだろうか?
ほとんどの人がなぜ大人になってそれをしようとしないのか。
生きるという本質はこれではないのか。
夢に進む準備をする
今、自分の進むべき道に疑問を感じている人、
就職して後悔している人、
それはそれでいい。
どんな道に進んでも「無駄な時間」は無いからだ。
そこで感じたもの全てがあなたの人生の糧になる。
少し立ち止まって今考えるべきことは
心からしたいこと、心から望むライフスタイル、それを明確にすること。
何が好きなのか、自分は何が得意なのか、思い当たることをノートに書いてみる。
そしてそれで稼ぐためにどうすればいいか頭を使って考える。
そのために資金が必要ならお金を貯める。
することがわかればあとは逆算する。
そして夢を叶えるたえに日々すべきことをする。
成功する人とそうでない人の差は
「やる」か「やらないか」、それだけ。
絶対にこうなると信じて誰もやらないくらいやる。
やってもいないのに「どうせ私なんか」と言うほど愚かなことはない。
まず、始めよう。
さいごに
大人になるってワクワクすることだろうか?
私は小さい頃、ワクワクしなかった。
なぜなら自分の両親のようになるんだなと漠然と将来像が見えていたから。
父親は朝早くから仕事に行き、夕飯は一緒に食べれない。
たまに休日出勤もある。
会話した記憶はあまり無い。
確かにそのお陰で私は食べることができ学校も卒業できたわけだが
そんな親の生き方に「憧れる」ことはなかった。
大人って大変そう。毎日楽しいのかな?
ずっとそう思っていた。
本来大人になるって楽しいはずだ。
●好きなものを買える
●車も運転できる
●1人でどこへだって行ける
●自分で稼ぐことができる
そう「自分で稼ぐ」ことができるんだ。
子供のうちはお小遣いをもらうことしかできない。
でも大人になったら上限無く自分で稼ぐことができる。
これってワクワクしないか?
さ、何しよう?どうしたら人を喜ばせることができる?
そうやって考えたらワクワクする。
あなたがワクワクするものは何か。
どうしたらそれで人を喜ばせることができるのか。
夫も私もこれから一生それを考え続けて生きていく。
あなたも自分にワクワクしながら生きていって欲しい。
誰の目も気にしなくていい。
常に自分の気持ちに正直に挑戦することを忘れずに生きていって欲しい。
こちらも参考に☆
⇨仕事 お金 幸せな人生の考え方 他人や社会より大事なこと
こんにちは。
私は札幌の大学に通う4年生です。
今回の「学生たちへ 就職以外の道…」という記事を読んで、
とても励みになりました。
長文になりますが、良ければ最後まで読んでいただきたいです!
私は今年の3月から、周りに流されるまま就職活動を行ってきました。
しかし、途中で自分が本当にやりたいことは
違うことだと感じ始め、5月で就活を止めました。
私は、海外へ行きたいと思ったのです。
小学生の頃から、海外へのあこがれはずっと持っていました。
しかし、いざ行くことを決め、就活を止めてしまうと、周りと違うことをしている自分がすごく不安になりました。
四大に行ったのに、卒業したら就職もしないで海外なんて…
と、言葉にされたことはありませんが、周りからそんな風に思われている気がしていました。
自分の選んだ道は、本当にこれで良かったのかと、何度も悩みました。
けれど、今回の記事を読んで、そんな考えはなくなりました。
私は私が本当に今やりたいことをやろう。
周りに流されるのではなく、自分の意志を強く持とう。
そう思わせてくれました。
顔も名前も存じ上げませんが、本当に感謝しています。
このような素晴らしい記事を書いてくださって、本当にありがとうございます。
どうしてもお礼が言いたくて、メッセージを送らせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
長文失礼いたしました。
はるかさん
コメントありがとうございます✩
自分の気持ちに正直に生きているはるかさん、
めちゃくちゃ強いですね。
学生時代の私にはそれがありませんでした。
本当に遠回りしました。
その若さで自分の道を進んでいるはるかさんに
私こそ励まされます。
すごいっす。
もう、やりきってください。
所詮、周りは自分の人生にあまり関係ありません。
楽しんでやりたいことをやり続けたもん勝ちです。
こちらこそ読んで頂き
また、前向きなコメント
本当にありがとうございます。
海外、気をつけて行ってきてください( *ˆ﹀ˆ* )