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育児は都会と田舎のどちらでする 親の仕事は子供の視野を広げること

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子供がいると
今住んでいる環境が子供にとって本当に良い環境なのか?
と考えることがあります。

私は都会で2年、田舎で2年子育てしてきました。

結論は、どこでも子は育つ。

大事なのは子供にどんな世界をみせたいかということです。

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都会って?

【メリット】
●スーパーや駅や商業施設が近くにある
●電車、バス、徒歩でどこまででも行ける
●子育て支援センターといった類の施設がいたるところにある
●夜間も買い物に行ける
●子供の遊び場(プレイパーク)などが充実している
●子供が多い
●病院が近い
●歩道がちゃんと整備されている

【デメリット】
●家賃が高い
●敷地が狭い
●自然が少ない
●保育園などは待機児童が多い
●私立の保育園だと保育料が高額
●保育園はビルの一室であることも多く園庭があるのが当たり前ではない
●感染症の広がりが早い
●常に人が多く子連れでの移動は大変
●車通りが多い

田舎って?

【メリット】
●自然が多い
●地域・近所で顔見知りになるので安心感がある
●子供が重宝される
●幼稚園や保育園に入りやすい
●基本的に出歩いてる人が少ないので子供が大声で歌いながら歩いても問題ない
●田んぼ道など車が完全に入ってこない道が多く子供が好きに走れる
●近所の人から野菜などをもらえることがある

【デメリット】
●スーパーやコンビニが遠い
●車がないと移動は不可能
●地域の行事に参加しなければならない
●方言がある
●娯楽施設は少ない

もし子供のために
都会に行こうか
田舎に行こうか、と悩んでいるなら
上記のメリットやデメリットを参考にしてみてください。

田舎から都会、都会から田舎へ移るメリット

私は高校生まで田舎暮らしで
大学入学とともに都会に出ました。

そこで都会育ちの友達と田舎育ちの友達
両者の違いに気付きました。

【都会育ちの友達の特徴】
●小さい頃から人数が多い世界で生きているので
さばさばしていて大人の考え方ができる

●一通り遊ぶ場所が整っているので、遊び方を知っている
●電車は5分以上待てないくらいせっかち

【田舎育ちの特徴】
●バカみたいに純粋
●ちょっとしたことに感動したり驚いたりする
●価値観が偏っている
●視野が狭い

私はもろに田舎育ちで
都会に来たばかりのころは
上記の全てに当てはまっていました。

で、これらを踏まえて、また自分の経験から
場所を移るメリットをまとめました。

【田舎から都会へ行くメリット
●自分の狭かった視野がぶわーーっと広がり
 様々な人の影響でつまらない思い込みや価値観が崩れる
●バイトや仕事や大学生活を通して、人として大きく成長する
●丸くなって親やきょうだいに感謝できるようになる

【都会から田舎へ行くメリット
●住んでみるとその広大な自然や人の少なさ
都会のせわしなさが無く快適だと感じる

●ハマると永住できる
●地域や人との繋がりがあるので人の温かさを感じる

どちらが絶対いい、ということはない

どちらでも、どんな所でも子供は育ちます。

要は親が
子供にどんな考えや価値観や世界観を見せていきたいか
ということです。

私達夫婦は2人とも田舎育ちで
大学進学を機に都会に出てきました。

都会に来たからこそ人として成長したし良い意味で変わりました。

「ずっと田舎の親元で暮らしていたらつまらない人間になってた・・」
と旦那はよく言います。

その通りで、狭い世界にとどまるほど人生がつまらなくなります。

私達夫婦は小さい頃に田舎で育ったことはとても良かったと思っているので
子供達も伸び伸びした環境で育って欲しいという考えで田舎に来ました。

そして大事なのは
子供に小さいうちから田舎以外の世界も見せる
ことです。

人生の岐路に立つ17、18歳の時に
将来の夢や進路を決めろと言っても

1つの場所で育ち、
見てきた大人といえば学校の先生か親くらい、

そんなんで答えを出すのは酷なことです。

様々な人や世界を見てきた子供は
視野が広く選択肢が広がります。

私達は子供に絶えず色々なものを見せていきたいと思っています。

田舎は最高です。
畑も一緒にできるし自然に囲まれている。

でもそれだけじゃダメだし
私達とずっと一緒にいても子供には良くない。

親がすべきことは子供に「見せる世界を提供する」ことです。

「ここにいなければいけない」
「それ以外あり得ない」
子供がそんな風に思わないように、柔軟な世界観を持たせることです。

さいごに

私は真面目な両親のもと
真面目な性格になり両親を心配させるようなことは何1つしない子供でした。

都会で1人で暮らすようになり、様々な友達と付き合い
時には悪いことをしたり
キャバクラで働いてみたりしました。
今となってはイイ思い出ですが。

大学生活、バイト、就職を経験し
サービス業の実態、夜逃げ、裏切り、ブラック企業・・悪い面もたくさんみました。
純粋だけじゃやっていけないことを悟り
賢く生きるための術も身につけました。

良い面だけをみて生きていくのは、リスクが大きいです。
悪い面を知らないと、それを回避することができないからです。

子供が悪い世界を知ることはマイナスではありません。
上手に生きていくための知恵や生活力が増します。
それを知らずに育った子もみてきましたが
例外なく生き方が不器用です。
あまりに視野が狭いから。

親は子供に良い面だけをみせようなんて思わないこと。
子供が何をみることになってもいいという覚悟でいること。
社会とは何か、生きるとは何か、その上で自分はどうなっていきたいのか
子供自身が決めることができるようにするんです。

どこに住んでいるかはそれほど重要ではなく
親が子供に様々な人や価値観、世界を見せてあげる環境を提供してあげれば
子供の人生はとてつもなく面白いものになっていく、と私は思うのです。

こちらも参考に☆
なぜ若者は田舎に移住するのか 心と体が喜ぶ生活の先にあるもの

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