結論から言うと
夫婦喧嘩というのは子供に悪影響です。
たぶん誰でもそれはわかっています。

でもしちゃう・・。
毎日一緒にいるから何かイライラして
言い合いしちゃう・・。

子供の前で毎日しているとしたら
・・・かなり問題です。

子供がいない時によくする
・・それも問題です。

喧嘩が全く無い夫婦もいます。
喧嘩しない夫婦とする夫婦では何が違うんでしょうか。
それは・・ある1つの根本的な意識が全く違うんです。

なぜ子供に悪影響なのか

両親の喧嘩・・・
それを聞いている子供はどう感じるでしょう。

どんな子供でもみな親が仲良くあってほしいと思っています。
親の喧嘩を耳にするというのはものすごいストレスなんです。
家ではいつも親が喧嘩している。
すると1番安心できる場所であるはずの家が
安心できない場所になる。

その不安や不満を家で発散できず
外で発散するようになる。
それが・・いじめ、非行、暴力事件といった問題行動を起こすことに繋がっていく。

そして大人というものに幻滅します。
普段「あれしろ」「これしろ」と偉そうに言っているくせに
喧嘩ばっかりして子供に手本となる姿を見せていない。
その理不尽さに子供は大人に不信感を抱きます。

で、学校の先生の話も聞かなくなる。
大人というもの全てを嫌いになっちゃうんですね。

大人への不信感を抱いた子供は
一生そういう気持ちで生きていく確率が高いです。
だから信頼を取り戻すのがとても難しい。

親の言うことは聞く気もないし
ひいては社会へも不信感を持ち続けます。
親と子の適度な信頼関係が無い場合
子供と正しいコミュニケーションがとれないので
一生子供のことで悩むことになります。

子供は限られた世界で生きている

子供というのは知っている世界がとても狭い。
学校と家庭くらいです。

だから今目にしている狭い世界だけで価値観が作られてしまいます。

その狭い世界に絶望したらどうなるでしょうか。
生きていることが嫌になりますよね。

大人なら嫌なことがあったら
自分で好きな場所に旅行したり様々な方法がありますが
子供はそれができません。

世界にはたくさん素晴らしい場所があるとか
たくさんの人がいて色んな価値観を持って生きているとか
そういうことを知らないですよね。

だから唯一安らげる家庭に問題があると
子供がおかしくなっちゃうんです。

喧嘩する夫婦の特徴

どうして喧嘩が絶えないのか？
その理由を考えてみたことありますか？
なぜ相手にイライラするのか
なぜ疎ましく思うのか

根本の理由は
相手に「依存している」からです。

思うように動いてくれない
してほしいことをしてくれない
自分を大事にしてくれない
・・・・
とにかく相手に対しての不満がとても多い。

不満が多い人っていうのは
相手にばかり意識が向いてるんです。

なぜああしてくれないの！
もっとこうしてよ！
いつも相手、相手、相手！

これじゃあストレスしか溜まりません。

相手が100％自分の思うように動いてくれるなんてあり得ないです。
そんな人この世にいないです。
いるとしたら自分の分身くらいじゃないでしょうか。
夫だろうが妻だろうが子供だろうが
自分に都合良いように動いてくれる人なんていないと思った方がいいです。

なぜならそれぞれ考え方も価値観も違うから。

依存しなければストレスは無い

一度、相手に対して期待するのをやめてみませんか。
だってどうせ腹が立つだけでしょ。

相手はどうでもいい、ただ自分のすべきことをするんです。
相手がしないなら自分がすればいいだけの話なんです。

自分がすることが損だと思うなら
それは間違いです。
仕事も家事も「したらしただけ自分にプラスに返ってきます」
しない奴はろくな人生になりません。ほんとに。
なので全然損なんかじゃないです。

仕事ができてきちんと儲けてる社長は
社長自身が1番仕事してます。
本人は損だなんて思っていません。
それだけやってるから事業が上手くいき大きなお金を手にしてるんです。

相手に頼らなくなると心が軽くなります。
自分ですれば済んじゃいますから。

自立型の夫婦が上手くいくワケ

私の両親は喧嘩が皆無です。
その理由はお互い「自立している」から。
母親は自分で会社を立ち上げ今では父親より稼いでいます。
が・・！
そんなクソ忙しいのにも関わらず・・
家に帰ったら家事全般1人でこなします。
「私の方が稼いでるから」
「時間があるあなたがやってよ！」
なんて父親にも子供にも言ったことないです。
なぜなら彼女が完全に精神的に自立しているからなんです。

「自分でやった方が早くて正確」

全てにおいてこう思ってるんですね。
料理や洗濯など父親に頼むこともできるけど
ずっとやってきた自分がやった方が早いし気が楽なんです。

これが頼らないということ。

そしてそれだけのことを毎日こなしている母親をみて父親は
「自分も何かしなくちゃ」
という思いに駆られて自然と手伝うようになるんです。
で、町内の仕事や行事なんかは父親が率先してこなす。
これが自立型の夫婦です。

私と夫の関係も同じです。
私は1人で2人の子供をみることが多いですが
夫に対して不満はありません。
朝も私が早起きし1人で2人を食べさせ保育園に送ります。
夫は、爆睡しています。笑

夫は夜が好きなので寝るのが遅く朝に弱い人です。
なので特別何も期待しないんです。
夫は朝の大変さも知っているので
「毎日ありがとう、日曜日は俺が起きようか？」
こう言ってくれます。

もし私が依存型の人間なら
「毎朝寝てるくせに！」
「少しは手伝ってよ！」
と不満をぶつけ、夫に
「母親なんだからお前がやって当然だろ！」
と言われて終わりです。

相手に期待せず自分がやる。
そうすれば勝手に相手が助けてくれるようになります。
(↑これがすごい重要)

さいごに

あなたはどうして今の旦那さんもしくは奥さんと一緒になったんですか？
人生で1番大事な人でずっと一緒にいたいと思ったからじゃないですか？
今、そう思えていますか？

きれいごとでも何でもなく
私は昔も今もそう思っています。

だからこの世で1番思いやりをもって優しく接するのは夫です。
驚くかもしれませんが
それって当然の流れじゃないですか。

外に出て会う男性や会社の男性、男友達って
どーでもいいんです。
男友達には「うるせーバカ」とか言いますが
夫には絶対言いません。
だって1番大事な人だから。

みんな逆じゃないですか？
外に出て会う男性には気を遣って丁寧に話すのに
家に帰ったら旦那さんは顎で扱う。
男性の場合も同じです。
1番大事にすべき女性は奥さんです。
他の女はどーでもいいっすよ。

夫婦って離婚しない限り
死ぬまでずーーっと一緒にいるんですよ。
自分の子供より
親より
長い時間一緒にいるんですよ。

どーせ一緒にいるなら
楽しくて幸せな方が人生いいじゃないですか。
お互い大事に思えた方がいいじゃないですか。

親が仲が良いと子供も幸せです。
顔が生き生きします。
子供で悩むことが無くなります。
ってかもういいことしかありません。

誰が1番大事なのか
きちんと考えてみてください。
それを子供もちゃんと見ていますよ。