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3歳の強烈なイヤイヤ期 子供が抱えるジレンマ ママの心が楽になる対処法

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あれ?
最近、息子と頻繁にやりあってるな・・

あれ?2歳の時みたいなイライラが再発している・・

これは・・またしても!

イヤイヤ期じゃあるまいかっ!!

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理想と現実

息子3歳半。

1年間の子供の成長は凄まじいもので
2歳の時と比べると

●言葉がだいたいわかる
●何でも伝えられる
●人のダメな点も指摘できる
●友達と自分の違い(差)のようなものがわかる
●どうしたら大人を困らせることができるか熟知している
●上のきょうだいより小さいから、どうしても負けてしまう

など、見えてるものが広がり
何でもお見通しになってきた。

ここまでくると
自分、大人と同じっしょ。なめんな。
みたいな気持ちを持ち始める。

もう3歳だ、もうすぐ4歳だぞ
大きいんだぞ
何でもできる
力持ちだし
走るのもこんなに速くなった
まだ小さいって?は?ふざけんなよ
こんなことも・・あんなことも・・できるんだからな!
大人にだって負けない!!

そういう気持ちが膨らんでいる時期。
自分のことが大好きで誇らしくて
成長が嬉しい。

それなのに・・
それなのに!だ、

現実がそうでもなかったりする。

これが大きなジレンマを生む。

大きな2つの要因

ジレンマとなる要因は主に2つある。

➀上の子の存在
お姉ちゃんは自分より早く生まれてるわけで
何でもできるし早い。

自分がするより先にやってしまったり
問題を解決するのも早いので
それが気にくわない。

「はい、寝る時間だよ、片付けようね」

お姉ちゃんがさっさとやっちゃっうと

「ダメ!やっちゃダメ!!!!!」

わかった、じゃあこの部分片付けてよ
と言っても

「やだあああああ!!!!!!」

「はい、ドア閉めてね」

で、お姉ちゃんがさっさと閉めちゃうと

「なんでするんだよおおおおお!!!」

➁大人がウザい
強さをアピールして棒を振り回せば
危ない!と怒られる。

1人で歩けるのに危ないからと
大人と手を繋がなければならない。

おやつはお姉ちゃんより量がちょっと少ない。

お姉ちゃんより小さいから
やっぱうまくいかないことも多い・・

こんの~~~!!!!!
くっそぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!

ってなる。

怒りの矛先は常にママ

このジレンマ、
わかりやすく例えてみると

校内戦で1位になったけど
県大会でボロボロになってプライドがズタズタになった感じ。

あれ?自分もう3歳だけど。
それほどでもないの?
え?うそ?信じられない、いや信じない

え?あの子僕よりストライダー速いの?
絶対うそ。

そういう屈辱みたいな複雑な気持ち。

そんな気持ちを毎日のように抱く。
そしてそのやりきれない気持ちは
全てママに向かう。

とにかく、
何を言っても、
ヤダと返ってくる。

ヤダの理由も
解決方法も見い出すことが不可能で

ヤダの一点張り。

私が先に歩きだしても
「ダメええ!!!!」

戻っても
「ダメえええ!!!!」

こないだはこれで玄関に入るまで
10分かかった。笑

とにかく怒りの矛先が全て私に向かってくる。

自分で転んで痛い思いをして
泣きながら
「ママがしたんだっ!!!!」
などと言う。

「ママ、何もしてませんが(´-∀-`;)」

「ヤダああああああ!!!!!」

意味不明の世界に引きずり込まれる毎日である。

私がしていること3つ

毎日がジレンマだと
そりゃあ、疲れる。

でもそういうものに陥る時期は誰しもある。

私にもあった。
親の助言など怒りが増すだけだった。笑
最低な態度をとったりもした。

何が解決したって
時間だった。

時が経てば
その時の感情は収まるか、忘れる。
そんなもんだ。

子供なんてなおさら。
怒ったと思えば次は笑ってる。

この厄介な時期に
親はがっつり足を踏み入れないことだ。

私が主にやっていることは以下の3つ。

何を言っても火に油を注ぐようなものなら
最低限の言葉がけと
機嫌が良い時にハグ、チューをするだけ。
ガッツリぶつかりあって
お互い倒れたボクサーみたいに疲れ切ったら
翌日はパパに任せる(笑
イヤイヤを言うのもいい、自分の意見も大いに結構、
でもイヤだけじゃ何も伝わらない、
ということもしっかり伝え続ける。

これくらいだ。
あとは仕方ない。単なる成長過程だから。

さいごに

で、息子がどんなに手がかかろうとも
それが異常だと思ったことはない。

これが、この子だからだ。

人に先を越されて悔しがる、
人より大きくありたい、
執拗なこだわり、

これは生きる上で最高の長所になり得るわけで。

ここまでの主張は私には無かった。
純粋にすごいと思う。

自分の子が育児書通りじゃない・・・
じゃあ正しい子供ってどんなヤツだろう?
そんなの誰にも定義できない。

私も、今日スーパーで会った隣のおばさんと
性格も見た目も仕事のスピードも愛情深さも優しさも
全て違う。

それでいいじゃん。
違って当たり前じゃん。

親になると、無意識に子供を何かと比べる
だから悩んだり恥ずかしいとか思ったり
優れている劣っていると決めたがる。

どーでもいい。しなくていい。

大人がすることは
明日の激戦に備えて
飯食って、体力つけて、よく寝ることだけだ。

私はこのイヤイヤ期が
最後なのか?
今後もあり得るのか?
あり得るとしたらどんな理由なのか?

そんなことを考えて
これからも興味深い子供の言動を観察しようと思う。

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