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嫁姑問題はなぜ起こる 日本の文化と時代が生んだズレ 解決するにはこれしかない

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先日、こちら↓の記事に
必読 旦那の実家に行きたくない ストレスを少なく過ごす5つのコツ

嫁だって心はあるよ
さんからコメントを頂きました。

義実家で苦痛なことがある、と。

私が日頃から嫁姑問題について思ってることを
まとめました。

お付き合い頂けたら幸いです。

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受け継がれる価値観

そもそも
「嫁」「姑」
という言葉に嫌悪感すら感じます。


何か、上の立場。何でもできる。偉い。


下っぱ。何でもさせられる。

みたいな。

昔から受け継がれてきたものや悪いイメージが強い。

家の中で
「絶対服従」「お上が絶対」
ということが当たり前に行われてきました。

日本人は昔からそれが当然だと教育されてきたからです。
だから疑いもせずこれがいいことだと思ってきたのです。

女性は家のことを完璧にこなし、子孫を残す、
それが役割で絶対しなければいけないことだと。

で、時代は変化していくのに
家の中の「女」から「女」へ受け継がれるこの価値観は
変わらないのです。

だから問題が生まれます。

姑という人達は
「嫁には自分がしてきたようにさせて当然」
「仕事していようが家のこと全てするのが当然」
「男を産まなければ用無し」

こんな考え方で頭の中は支配されています。
信じられないかもしれませんが、いまだに、です。

外の世界は変わったけど
家の中のしきたりは昔から変わらないよ、
ってか変えたくない

というのが本音です。

一言で言うと
北朝鮮みたいなことが家の中で起こってるわけです。

親の言うことは絶対よ
嫁の意見なんてあるわけないでしょ

姑世代はこのテンションでくるわけです。
この考えが絶対的に正しいと信じて疑わずに。

自分らしさを求める若者

で、このガッチガチの価値観を若者が否定するとします。

すると
「今の若い子は、ほんとわがままねっ!」

と必ず言われます。

今の若い子はわがまま・・

自分のやり方、生き方、意思を持つようになっただけなのに
それをわがままと一喝されてしまう悲しさ。

自分の意思・やりたいこと
それが全て無くなるなら、死んでるのと同じです。

親の言うこと聞いてるだけで
心から幸せになれるなら文句なくそうしてますよ。

若者がそうしないのはなぜでしょうか?

親世代の言うことを聞いて
この時代を生き抜けないとわかっているからですよ。

この流動的な時代、
どう生き抜くべきか導いてくれる人って
どれくらいいるのでしょうか。

それも思い浮かばずに
ただ

「言うことを聞け、良い会社に入れ、子孫を残せ!」

それじゃ若者には響きませんよ。

絶対的に偉いなんて、ない

ちなみに、賢い舅・姑さんというのは
若い人に対して
「ま、仲良く勝手にやってね♡」
なんて言って、ほっとくんです。

時代、生き方、
それら全て昔と違うことをわかってるからです。

こんな考え方の親なら
嫁姑関係は確実に円満でしょう。

私がまだ義親と距離があった頃、
嫁姑問題なんてなぜ起こる?と思ってました。

離れてるから
影響力が限りなく少なかったのです。

で、一緒に生活すると
ガチガチの価値観をもろにくらいます。
毎日。

「あ、このままじゃ、ただの言いなりになっちゃうな」

と危険すら感じました。

確かに年上の人は尊敬すべきかもしれません。
自分より色んなことを経験してきてますからね。

でも何度か記事に書いてきましたが
年上だから、偉い、わけじゃありません。
年下だから、劣ってる、わけでもありません。

「嫁」「姑」という言葉が嫌いな理由はここにあります。
いかにも上下関係だからです。

歳が上だろうが下だろうが
みんな自分より優れた何かを持っています。

上下関係の意識が強いと
相手の良い所が見えなくなります。

日本独特の年功序列・お上絶対という文化の弊害です。

上下も無い、偉いも劣ってるもない、
みんな1人の意思のある「人」です。

姑世代、嫁世代に言いたいこと

姑世代の方、

今の時代、住む場所、働き方も自由で流動的な時代に
昔から常識だと思ってたことは
今や常識ではないことが多々あります。

どうか、昔の価値観を無理矢理押し付けるのは
やめてください。

それは若い人が自分らしさを失うことになりかねません。

あなた自身
ああしたい・こうしたいと思ったことがあるはずです。
それと同じ思いをさせたいですか?
負の連鎖で人も時代も良くはなりません。

嫁世代の私達、

ただわがままになる、親をないがしろにする、のではなく
自分らしく生きる道をちゃんと見つけ、その上で
親に感謝して生きることです。

親にも、じいちゃんばあちゃんにも、その先のご先祖様にも感謝する。

どんな親でも自分やパートナーを産んだ人です。
親が家を築いてくれたから、今があります。
それさえ忘れずに、あとは自分の道を突き進むだけです。

さいごに

嫁姑問題とは無縁の家庭もあると思います。
良好な関係にこしたことはありません。

嫁姑問題は
だれが悪いわけでもなく
昔から根付いて消えない価値観・日本独特の文化が生んだ

見えているものの違いです。

だから
価値観を押し付けるのは

そろそろ、本気で、やめるべきだと強く思います。

こちらも参考に☆
修羅場 嫁姑問題 結局は自分に返ってくるだけの話

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