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家畜と殺生の違い 「買う」と「狩る」の違い

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昨年の年末に
隣町のお寺の和尚さんとお話をする機会がありました。

お寺は山の麓にあるので
冬になると山の動物をよく見かけるそうです。

すかさず旦那が
「僕は、野うさぎを食べてみたいんですよね~(´∪`)」
と。

驚く和尚さん。

実は猟師になったもので・・という話をしたら
「なるほど」と納得され、
興味深い話をしてくださいました。

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「狩猟」というと

動物を殺す

という、どちらかというと
野蛮で悪いイメージがつきやすいですが

じゃあ
お店に並んでるお肉って
どうやってお店に並んでるのかっていうと

鳥や豚など
人に食べられるために、家畜として一生を終える、と。

「安く大量に」売るため
体を大きくするためにホルモン剤を打たれたりする。

それは
私達が目の当たりにしないだけであって
残酷で可哀想なこと。

それなら
自然の中で悠々と生きている動物を
ほんの、自分の食べる分だけ、しとめて、いただく。

こちらの方が自然の理にかなってる、と。

和尚さんはそんな話をしてくだいました。

スーパーに置かれている大量のお肉。

手に取るのは簡単です。
買うのは簡単です。

それを見て「命」を感じる人っているでしょうか。

かわいそうだ。
いただいているんだ。
なんて、あまり思わないですよね。

獲った肉はどうでしょうか。

これまでもブログに書いてきましたが
撃たれた鳥は、目をつぶって死んでいます。
さっきまでバタバタと飛んでいたのに。

羽をはいで、内臓をとり、さばくと

その鳥の「命」を痛いほど感じます。

もしこれがケンタッキーのチキンだったら
お腹いっぱいになったら捨ててます。
居酒屋で頼んだ焼き鳥を残したこと、私は何回もあります。

でも命を目の前にすると
「残す」「捨てる」「食べない」
という選択肢は無くなります。

「家畜」と「殺生」

どちらがいいも悪いもありませんが
感じるものがまるで違います。

便利な時代です。

ついつい忘れがちですが

命を頂いていること、いただきます、ごちそうさまでした、
という気持ちを、きちんと持ち続けたいものです。

今年も健康でいられますように
目の前の「食」に感謝して生きたいです。

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