息子の通ってる耳鼻科の待合室で
いつも朝のニュースが流れているのですが
先日行くと
ちょうど海外のニュースを紹介していたところでした。
あるニューヨークの高校で
学校で1番ダンスが上手い男の子2人が
学校で1番勉強ができるインテリの男の子に
みんなの前で無理矢理
ダンスバトルを仕掛けているという光景でした。
挑発してバカにするダンサーの男の子達。
困惑するインテリの男の子。
笑う女の子達。
すると・・・・
挑発されてうつむいていたインテリの男の子が
突然マイケルジャクソンのように踊り出したんです!
ダンサーの子達も周囲もあんぐり・・
一気に教室は歓声に包まれ
ダンサーの男の子も、彼を素直に認めてハグしました。
「ひやかし」や「いじめ」って
理由も無くある日突然自分の身に起こります。
そんな時に役立つのが
あなたの特技や強みです。
優れている人はいじめられた経験がある?
有名なのがスポーツ選手です。
モーグルの上村愛子さん
ボクシングの内藤大助さんなど
いじめにあっていたことは有名です。
強くなりたくて
スポーツにのめり込んだ。
学校を一歩出た外の世界で
自分が心から熱中できるものがあると
嫌なことや時間を忘れ
誰にも負けないほどの練習量で
気付けば一流の選手になっていた。
以前も書いた「負の力」ですね。
負の反動は、ポジティブなパワーと変します。
悔しさ・悲しさ・孤独を味わい
そのやり場のない感情を
全部好きなことに注いだわけです。
まさに人間の底力ですね。
好きなことを伸ばしたかったらストレスが必要
イチロー選手が勉強が嫌いだという子供達に
こうアドバイスしていたそうです。
「野球を頑張りたいなら勉強すること。
勉強のストレスが野球に向けば強くなるから」
この言葉を聞いた時、妙に納得しました。
私は高校生の時
レベルが高い進学校ほど
スポーツも強いことを不思議に思ってました。
でも勉強ができる人達というのは
基本的に考え方が賢いので
勉強とスポーツのバランスをとるのが非常に上手い
わけです。
思いっきり勉強して
その後、部活にも打ち込み
リフレッシュした気持ちで
また勉強を頑張れる。
『部活の時間=勉強できない』
ではなく、
部活という行為を人生にプラスの要素として捉えています。
勉強で負けたくないというモチベーションが
スポーツにおいても発揮されるので
基本的に頑張り屋さんで負けず嫌い。
賢いので練習のやり方も効率が良く
無理はしません。
一方で私が通っていたレベルの低い学校だと
部活の練習は「やればやるだけいい」という雰囲気で
休日が無くリフレッシュもクソもない。
ただこなす毎日で
モチベーションなど上がらず試合も勝てない。
「今回の期末テストで必ず20位以内に入る」
こういう目標を自分に課して
その結果、目標が達成できたら
嬉しくて部活にもますます気合が入りますよね。
「いじめる奴らを見返したい」
いじめられるのが悔しくて
誰よりも練習し、レギュラーになり、校内1になり、
市内の試合で優勝して表彰されたら
確実に一目置かれる存在になります。
何らかのストレスがあるというのは
悪いことばかりではありません。
原動力として最高です。
運動ができるのは最強
小・中学生の頃
普段はなよなよ~っとしているS君がいました。
滑舌も悪く
「でへへへ(*´△`*)」
っていつも言ってました。
でもS君、スポーツとなると人が変わります。
こち亀の本田速人巡査の実写版です。
短距離・長距離と、走ったら学年で1番速く
バスケ部ではスラムダンクでいうとこの宮城リョータ、
普段からは想像もできないスピードと上手さに
体育館にはギャラリーがいたほどです。
不良の男子達の中にも足が速い子はいましたが
S君には一目置いていました。
誰もかなわないんですもん。
スポーツでも
ダンスでもいい。
運動ができると無条件で一目置かれます。
さいごに
文頭で書いたインテリの男の子は
実はダンスが趣味で
1人でマイケルジャクソンを真似て
練習していたそうです。
気付けば
周囲が驚く程うまくなってたんですね。
この男の子みたいに
何か没頭できるもの
人より秀でているものがあると
いざという時、あなたを助けてくれます。
外の世界でストレスがあった時に
支えとなるものは何でしょうか。
「どんな自分も受け入れてくれるものの存在」です。
親は子供に
「いじめられるお前が悪い」「弱い」
なんて冗談でも言っちゃいけない。
安心できる場所が無くなると
命をおとす可能性がありますから。
親でなくても
親友でも
趣味でも
スポーツでもいい
「自分はこのために生きてる!」
と思えるものを持ちましょう。
視野を広げましょう。
生きる目的、あなたの居場所を見つけましょう。
それがあなたのブレない強みです。
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