連休中に、
家族でアトピーを発症している知り合いの方から相談を受けました。
アトピーで痒い。自分も子供も。
どうにかしたい。
ということで
私達が実践している食生活を話してみました。
旦那さん、奥さん、お子さん(20歳前後)、
伝わる人と伝わらない人がいるものです。
普通じゃない話は、受け入れ難い
我が家の食生活は
普通の人にとってはキチガイです。
・ご飯をあまり食べない
・エネルギー源が糖じゃない
・アブラを飲む(ざっくり言うと)
ご夫婦は、意味わかんないという顔をされました。
店にあるものの何がいけないのか、
売ってるんだから安全だろう、と。
ご夫婦ともに優秀で
仕事もそれなりの地位を築いていらっしゃいます。
が、「食」については何も知らない状態でした。
「マーガリン食べてますよね。それが少なからずアトピーの原因かと」
「は(゜Д゜)！？」
マーガリンはアメリカではもう販売が禁止されていますが
それくらい人の体には良くない、ということを知りませんでした。
奥さんはいつも疲れた顔をしていて年々太り気味で
旦那さんはアトピーと糖尿の気がありました。
「体調がすぐれないけど、歳のせいだ」
とやり過ごしていました。
「マーガリンなんて昔からよくパンに塗ってるし、みんな使ってるよ」
「良いアブラを飲んでください」
「はぁ！？アブラ飲んだら下痢しちゃうよ！」
目標がある人には、伝わる
旦那さんは昔からマラソンをしていました。
60歳近いですが、今も週に2回は走っています。
運動している方って、体のことに敏感です。
私の夫は、脂質代謝の上に筋トレ・ランニングをしており、
体が過去最高に引き締まっています。
体脂肪率はEXILEかアスリート並です。
旦那さんが夫の腕をみて
「引き締まった腕だなぁ。肌もとてもイイね」と言いました。
体を見て、何か違うと思ったようです。
なぜマーガリンが悪いのか、
なぜアトピーを発症するのか、
世間のアブラのイメージ、
アブラが体内でどんな役割を果たしているか、
ゆっくり説明しました。
旦那さんは
『何歳になっても走りたい』という目標があり
自分なりに体のことについて知っているつもりではありました。
すると、
今まで知っている知識と、いきなり違う角度からきた新しい知識が
点と点で繋がっていき
糖代謝と脂質代謝の違い、
なぜスタミナがもつか、
なぜ糖は太るのか、食べ過ぎるのか、
血糖値の乱高下のデメリット、
全てがストンストンと頭に入り
「はぁ～・・ すごい」とつぶやきました。
最終的に、なぜ「良質のアブラを飲め」と言ったのか納得したのです。
目標がある人や運動している人は
体の話に敏感なので、伝わります。
それがよくわかりました。
旦那さんは話し終わる頃には
「今日から飲む」と決断していました。
伝わらない人
一方、奥さんの方は
多忙な日々に追われ、仕事・家事で手いっぱいで
旦那さんのように
趣味や特別な目標はなく、体のことも特に敏感ではないので
伝わりません。
どちらかというと、
ほとんどの方がこっちですね。
仕事、育児、家事、追われる感、ストレス・・
「体」について考える暇もないし食べ物を選ぶ余裕もない。
だから「食」の話は腹が立ちます。うっさい。笑
私も会社員の時はそうでした。
必要な人に届けばいい
人にはタイミングがあります。
何かのキッカケで体のことを気にし始める人もいれば
死ぬまでどーでもいい人もいます。
体質も様々で
マーガリンを毎朝食べていようが元気な人もいれば
カップラーメン1杯で腹痛を起こす人もいます。
何を食べても何ともない人もいれば
白米を食べただけで眠くなる人もいます。
極論、
何を食べようがいいと思います。
その上で
何か不調があり、現状を変えたいと思うなら
食べているものを見直すといいと思います。
何が悪いんだろう・・
歳のせいか・・
疲れか、ストレスか・・
病院に行く前に
栄養学について正しい情報を集めたり
詳しい人に聞いてみたり
食事治療で治すお医者さんに相談してみるのがおすすめです。
求めていれば、必ず知るキッカケが来ます。
さいごに
人に話をする時、
この人は腑に落ちてる、
この人は伝わってない、とすぐにわかるのですが
求めてない人は、今は必要ない情報なのでそれでいいのです。
変わりたい！これで変われる！と思ってくれた方が
実際に変わっていってくれたら、それ以上の喜びはありません。
旦那さんのお子さんもアブラを変えてみるそうなので
彼らの変化がとても楽しみです。
それでは☆
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