小さい頃から毎日のように飲んできた牛乳。
牛乳を飲めば「背が伸びる」「体が丈夫になる」
誰もがそう信じていました。
家の冷蔵庫にも必ず常備されていましたよね。
最近ではその牛乳に対して賛否両論があります。
私は栄養学に触れるようになってから
乳製品に疑問を持ち始めました。
これは私の勝手な見解なので正解も不正解もありません。
これを読んでどんな感想を持つかは自由です。
ただ
子供を持つ親として知っといて損では無い知識だと思います。
アレルギーの原因・悪化
牛乳を飲んで下痢する人がいます。
日本人は欧米人に比べて
牛乳を分解する酵素が少ない、もしくは持っていません。
日本人の体は欧米人に比べて乳製品に適応していないわけです。
例えば辛いものを食べる習慣のある民族は
それに適した体のつくりになっていますが
そうでない人が突然、激辛のものを食べたら
腹痛や下痢になるのと同じようなことです。
分解できないと当然消化不良を起こします。
消化不良はアトピーなどのアレルギー症状を悪化させます。
その他にも乳製品には「カゼイン」というタンパク質が含まれており
これがそもそものアレルギーの原因になると言われています。
カゼインは腸から吸収されにくい上に粒子が非常に小さく
腸の壁から血管に入り、血液を汚します。
これによって体が「異物」と判断し、アレルギー反応が起こるのです。
まさかの、カルシウム不足
乳製品を多く摂取する欧米人は
骨粗しょう症を発症する確率が高い傾向にあります。
原因は、牛乳に含まれる多量のタンパク質です。
タンパク質を多量に摂取すると血液は酸性になります。
しかし体は常に血液を弱アルカリ性に保とうとします。
その中和のためにカルシウムが使われてしまうのです。
つまり
牛乳を飲むことでカルシウムが失われやすくなるのです。
「牛乳それ自体のタンパク質含有量」と「それが体内に入ってどう作用するか」は
別ものです。
癌などの様々な病気
その他にも
牛乳に含まれる乳脂肪が血管壁に溜まり
心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があります。
これは前述した「カゼイン」が原因で、
女性の場合、乳房に蓄積されやすいため
乳製品を好む欧米では乳がんの発症率も高いです。
ガンは様々な要因から引き起こるので、一概にこれだ!とは言えませんが
「食」が体に影響があるのは明らかです。
人の体は口にするものでできている
現代人は本当に様々なものを食すようになりました。
カップラーメン
ファストフード
コンビニ弁当
酸化したお菓子
遺伝子組み換え食品・・・
当たり前のように毎日食べているものが
添加物漬けのものばかりです。
こういった自然界に存在しない食品を食べ続けていると
アトピーやアレルギーを誘発します。
なぜなら本来
体は自然界にあるものしか受け付けないからです。
そうでないものに対しては拒絶反応して炎症を起こします。
昔では考えられなかった病気や症状が出てきたのはこれが理由です。
添加物
人工加工された油
乳製品・・・
戦後、日本の食文化は大きく変わりました。
自分で食べるものを選ばないといけない時代です。
食べ物だけじゃない、口に入るもの全てを見直す必要があります。
空気や水もしかり。
水道水は塩素をはじめ人工的な物質や薬剤が含まれています。
空気は排気ガス、汚染物質、放射性物質、様々なものが飛んでいます。
口に入るものを自分たちで気を付ける必要があります。
親が子供にできること
さて、私も小さい頃から牛乳に慣れ親しんできました。
飲んでも下痢したことは無いし、味も美味しいと感じます。
しかし今は牛乳との付き合い方を変えています。
それは特別体に良いわけではないと頭でわかっているからです。
今では日常的に飲みません。
子供にも飲ませていません。
たまにお菓子作りや料理に使う程度。
タンパク質やカルシウムは他の食品からでも十分に摂取できますから。
子供は牛乳やヨーグルトをはじめとする乳製品が好きです。
でも「毎日食べるもの」という認識はさせていません。
よく1歳半検診や3歳児検診に行くと
「牛乳は毎日飲んでますか?」と聞かれます。
私は「飲んでいません」と答えます。
日本は食に対して後進国。
最先端の栄養学の知識がある人は少ないし、知ろうとする人も少ないです。
保健師さんや栄養士さんも
いまだ牛乳は子供の成長に欠かせない万能食品だと信じています。
仕事上仕方ないですが。
あなたが毎日牛乳を飲もうがそれは自由です。
ただ
『昔から言われていることが絶対に正しい』のか、
疑問を持って生きることは大事だと思います。
なるべくアンテナをはって様々な情報を得ましょう。
それが大事な人を守ることに繋がります。
こちらも参考に。
⇨【吉報】給食でのマーガリンが廃止される 一方で根強い牛乳健康説
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