5月病とでもいうのでしょうか。
5月も後半の土日明けの月曜日、
娘が「学校に行きたくない」モード全開になりました。
登校する時間が近づくと
「だるい。頭とお腹が痛い(-_-メ)」と。
いやいや姉さん、がっつり朝ごはん食べてたじゃないっすか・・・笑
5月は運動会練習もあり、疲れもたまって嫌になる時期です。
「学校行きたくない」は私も経験したことがあります。
子供を持つと必ず経験する「行きたくない」。
さて、どうするのが得策なのか。
私が娘に話したこと、赤裸々に全て書きました。
同じような状況のママさんに何か参考になれば幸いです。
何か、ある
泣きわめこうが、無理矢理連れて行くことはできます。
でも何の解決にもならないと感じました。
自分だったら無理矢理連れて行かれても嫌だし・・
何となくイヤなのか
明確にイヤなことがあるのか
とにかく理由が知りたいと思いました。
小学生だからといって、悩みは単純ではないこともしばしば。
私がそうでした。
いじめっ子に毎日悩まされていたし
それを親に言う程のことでもなくて悶々としていたし
女の子同士難しいこともしょっちゅうあったし
学校の行事はめんどくさかったし・・・
何かあります。
子供の世界は複雑で時に残酷です。
大人にはわからないこと、大人は気にしないことでも
子供にとっては死ぬほどイヤだったり不安だったりします。
何がイヤか。
とにかくそれを聞きたい。
ゆっくり話す時間が必要だなぁと思いました。
吐き出すことの大切さ
泣きながら玄関を出ましたが
歩き出そうとせず号泣するので
『今日は話す日』と決め、お休みしました。
(休む、と決まった瞬間の嬉しそうな顔が忘れられない(。-∀-)笑)
何がイヤかすぐに答える性格ではないので
娘を膝に抱えながら、まず、私がイヤだったことを話しました。
「いじめっ子がいてね、ママは毎日いやなことされた~
虫とか投げてくる男の子もいた!毛虫ね、毛虫!
授業はねぇ、退屈な時はノートにセーラームーン描いてたし、
好きな男の子のこと考えたりしてたなぁ(´▽`*)」
「ママも同じだった」というのは子供にとって安心なようで
娘は私が過去の話をすると、いつも笑います。
「それでそれで!?」と聞いてきます。
リラックスしてきたところで聞きました。
「何かイヤなことある?」と。
「こくごの授業がやだ」
「ふむふむ初耳じゃ。なんで?」
「ずっと同じこと繰り返してつまんないんだもーーーん!」
「ほう・・それだけ?」
「うん!」
なんだよ・・それだけかよ(ΦωΦ)
それを聞いた旦那、
「俺も国語イヤだった!」
・・一緒かよ(ΦωΦ)!・・・親子かよ!
小学校でも連絡帳というのがあります。
「担任の先生にお手紙書くね(´∪`)何が言いたい?
言いたいこと全部書いておくよ」と言うと
「えっとぉ~・・
まず、授業がたくさんあってヤダ!
それからぁ、テストがよくわからなくてヤダ!
あとぉ、イヤなこと言ってくる男の子がいるからヤダ!」
おおお、出てくる出てくる(ΦωΦ)
「先生にきちんと伝わる」というのも安心するようです。
「全部連絡帳に書いたよ」と言うと「そうかそうか」とばかりに
安心した顔をする娘。
全て吐き出した後は
朝とは比べ物にならないほどスッキリした表情をしていました。
誰にでもいいから「アウトプット」する、
子供も大人も大事ですね。
イヤなことに潰されないために
全て吐き出したことを褒めちぎり、
ついでに娘にこんなことを話しました。
「ねえねえ、もし明日死ぬとしたらどうする?」
「え!?やだ(゜゜)!!」
「やだよね。ママもやだ。
だとしたら何がしたい?これから大人になってなにしたい?」
「えっとお~、お洋服作って~、絵を描いて~、綺麗なものを売って~」
「うんうん。じゃ売るためには計算できなきゃけないよね」
「うん」
「お金のやりとりするには算数できなきゃ仕事にならない。
だから学校で習う。
そしたら大人になって自分がやりたい選択肢が広がる」
「やりたいこと色々あるよね。
それをできるようになるためにやることがいっぱいある。
イヤなこと言ってくるヤツのこと気にしてる暇ない。
やりたいこといっぱいじゃん。
自分はやりたいことに向かって楽しむの!
せっかく生きてんだから」
少しわかってくれたのかニヤニヤしながら話を聞く娘。
夕方には「明日行く」という気持ちに切り替わっていました。
今と未来がどう繋がるか
学校での生活は、確かに大変です。
・規律正しくしなきゃいけない
・自分で登下校する
保育園とは状況が違うし、甘えられません。
やっと帰ったと思ったら宿題もしなくちゃいけません。
やってらんねーょ・・という気持ちにもなります。
「やらされてる感」も大きいでしょう。
新しいことや勉強などを
「おもしろい!」とどんどん吸収するタイプならいいですが
娘のように慣れるまで時間がかかり
しかも慎重でローテンションの場合(笑、そうすんなりいきません。
「なんでこんなことしなきゃいけないの?」
というとこから始まります。
娘に話して効果的だったポイントをまとめると
・でもそれを気にしてる時間と労力が勿体ない
・やりたいことを考えたら、イヤなヤツとかどーでもいい
・明日死ぬとしたらどうする?
です。
これらは娘に多少なりとも響きました。
自分の「ワクワク・したいこと」と「今」がどう繋がっていくか、
それによって意味を見出せます。
次の日、充電し元気になった娘は
いつも通り上級生と登校していきました。
さいごに
しかし6年間て、、長いですよね~(-∪-)y-゜゜゜
私自身、3年生になった時に
「あと4年もある(TДT)」と嘆いたことを思い出します。
でも小学生って
上下関係も厳しくなく自分で行動できる範囲が広がるので
1番楽しい時期ではありますよね。色々あるけれども、、、
生まれつき根っから明るい息子は放置ですが
娘のようなタイプには
定期的に上記のような話をしようと思います。
私も、旦那も、夢の途中です。
みんな自分のやってみたいことをやって
実現していくのが我が家のワクワクです。
いつも読んでくださり、ありがとうございます(*_ _)
子供の悩みは尽きない!ですね。
また更新します☆
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