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産後の無力感・疲労感・孤独感と向き合うコツ どうにかしたいと焦らない

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子供を産んだ女性なら
誰しも感じることかもしれませんが

産後、謎の無力感に襲われます。

朝も昼も夜も、育児。

女性はみんなこうして子供を産み育ててきたわけなので
大したことではないかもしれませんが

この今まで経験したことのない感情に
戸惑い怖くなります。

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疲労感と孤独感

「寂しい」と思ったら

テレビをつける
友達に電話する
遊びに行く
飲みに行く

子供を産む前は、当り前のようにできました。

しかし産後は一変。

赤ちゃんがいると、それら全てが難しくなります。

「24時間育児」

毎日、同じことを繰り返し
赤ちゃんはしゃべってくれないし
ママはストレスがあっても、どう発散していいかわからない。

「はぁ」
と我に返る時間が1分でもあればありがたいほどで

1人でずっと赤ちゃんと向き合うのは
特別何をしているわけでもないですが
ものすごい疲労感孤独感に襲われます。

ゆっくり、ふつうに、ご飯を食べたい・・(TДT)))!!

娘を産んでからずっとそう思ってました。
でもそれすら叶わない。

こんなことも落ち着いてできない

その現実がすごく辛い。

この感情をどうするか。
それが、その後の育児の分かれ道のような気がするのです。

目の前の子は、自分

この子がいるから私は辛い
この子のせいで何もできない
この子のせいで旦那とうまくいかない
なぜ私が振り回されなきゃいけないのか

そう思うと
子供を可愛いとは思えなくなります。

私も産後、描いていたような感情にはならず
しんどい
が9割。

赤ちゃん産んだらハッピー・・・じゃない自分がいる

それを認めるのが怖かったです。

私は自分の母親に
自分がどんな赤ちゃんだったか聞きました。

母親がどれだけ苦労したのか、急に知りたくなったのです。

「生後すぐ寝返りして焦ったわよ」
「動き方が半端じゃなかったわね」
「イヤイヤが短かったけど酷かったわ~」
「っていうか、あんたよりお兄ちゃんが大変だったんだから!」

自分の育児と照らし合わせ
私を産み育ててくれた母親と今、同じ状況にいる感覚になり
目の前の子供が自分のように思えました。

自分もこうだった。
というか、みんなこうだ。

でも母は放棄しなかった

そう思うと、どんなに大変でも
自分はここまで大きくなったのに
この子がいない方がマシ、とは思えなくなりました。

葛藤

母親が産後の私に1つだけ助言してくれたことがあります。

「赤ちゃんといると社会からおいてかれたように思うけど
まぁ、大丈夫だから

この言葉は私を救いました。

ああ、この人は
こういう葛藤がありながら私を育ててくれたのか・・

母も同じ気持ちだったことを知りホッとしました。

今ではバリバリに仕事をこなす母親。
この人でも産後はこういう気持ちだった。

母は10年間「育児&家事」にどっぷりつかっていました。
外に出たくてたまらなかったと思います。
でも傍にいてくれました。

そして母が言った通りになりました。

1日中抱っこ紐にいた娘は
自分の足で学校に行き、帰ってくるようになり
イヤイヤも酷く手がかかっていた息子は
よく笑う強い子になりました。

私は、やりたいことを見つけました。

大丈夫。

時は進みます。
状況は少しずつですが、変わります。

焦らなくていい

子供が「ママ大好き」と、ふと言ってくることがあるのですが

毎日うるさいママを、よく好きと言えるなぁと感心するとともに
その純粋さに、ちっちゃいことがどうでもよくなる強さをもらえます。

同じことをひたすら繰り返した怒涛の育児の日々に
感謝さえできます。

あれがあっての今。

母親もそれを知っていたから
私にアドバイスをしてくれたのかなと思います。

今、

うまくいかない
大変
辛い
悲しい

そんな中にいるなら、
焦るのではなく、じっくり考えることです。

育児で忙しくても
頭で考え続けることはできます。

どうしたらいい?今後どうしていこうか?
常に考え、アンテナをはり続けてみてください。

私は子供ができたからこそ辿り着いた生き方、興味を持ったことがあります。
ずっと頭で考えていたことが実現しようとしています。

子供に気付かされ、子供にチャンスをもらいました。

「根をはる時」
「芽が出る時」
「花が咲く時」

人生って、このどこかにいるだけです。
どれが正解でも間違いでもありません。

そういう時期、というだけ。

無力感に襲われるからといって
すぐにそれをどうにかしようと思う必要はないです。

どうにかならないから。

無力感、孤独感、疲労感、
これ全部みんな味わってます。私も例外なく。

例えば、大学に受かって実家を出て
すぐに1人暮らしに慣れるかと言えば
初めはとても寂しいです。寂しくて泣きます。

「育児」も同じです。

赤ちゃんがいる、というだけで環境がガラッと変わるので
いろんな感情が襲ってきて当然です。

無理に幸せぶらなくてもいいし
ハッピーじゃなきゃいけない、と思う必要もない。

1人暮らしの大学生が1人に慣れるまで暫くかかるように
赤ちゃんとの怒涛の生活に慣れるまで長い時間がかかって当然です。

さいごに

私は

・実家の祖父母との別居
・海外でホームステイ
・予備校の寮に1人で入る
・大学での1人暮らし
・夫婦暮らし
・旦那の実家で同居&別居(笑)

色んな環境の変化があり
どれもまあ結構刺激的でハードなものでしたが

赤ちゃんとの生活はこれらを軽く上回る環境の変化でした。
(今思うと、海外とか屁じゃない)

憂鬱になろうが、子供が可愛く思えなかろうが
おかしくも何ともありません。
それくらい怒涛の生活だし、そういう感情を抱いて当然です。

ただ確かなことは、

時は経つ

ということ。

子供は確実に大きくなります。

これまでの育児を
「こんなこともあったなぁ・・」と必ず思えます。

目の前の子供だけにフォーカスするのはしんどいです。

他のことにもビンビンにアンテナをはって
色んなことを考えていましょう。

面白いことが必ずありますから.。.:*・゜

こちらも参考に☆
育児ストレスの原因 子供と一緒に生活する上で忘れちゃいけない大事なこと お互いに自分の人生を生きること

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