私は1人目の妊娠がわかり
間も無く
切迫流産と診断されました。
切迫流産とは
お腹の張りや出血などがあり
胎児が不安定な状態で
いつ流産してもおかしくない状態のことです。
しかし、
この切迫流産という症状は
男性にはとても理解しにくい状態なのです。
自宅安静中の奥さんを責める、
家事に非協力的、
そんな旦那さんに効果的な言い回しをまとめました。
絶対安静
切迫流産と診断されると
安静にしていなければいけません。
安静というのは
食事・トイレ以外、横になっていることです。
病院に入院しているのと同じ状態です。
切迫流産で入院する方も少なくありません。
つまり
家事なんてできなんです。
というかしてはいけないんです。
何度も言いますが
胎児が不安定で
いつ流れてしまってもおかしくない状態だからです。
しかし切迫流産には大した痛みはありません。
風邪を引いた時のように具合が悪いわけでもありません。
ただお腹の赤ちゃんが不安定だから
母体は安静にしていなければいけないのです。
で、これは男性からすると
何て楽なんだ!
としか思えない状況なわけです。
だって特別苦しいわけでも
悪そうにも見えないからです。
私の夫はとても優しい人です。
ですが・・・そんな人でも・・!
「寝てるだけでいいよなぁ」
という言葉を吐いて出勤して行きました。
私は動くのが好きです。
運動も好きです。
ショッピングも好きです。
それまで仕事、ジョギング、テニス・・
やりたいことをして過ごしていました。
妊娠しても普通に動けるものだと思っていたのに
突然、
「仕事に行けない」
「外にも出れない」
「走れない、歩けない」
「料理もできない」
それが2ヶ月半続きました。
しかも赤ちゃんがいつ流れてもおかしくないという不安の中。
精神的にとてもキツかったです。
子供のことどうでもいいなら
別に流産してもいいね
比較的、優しくて人間味に溢れている旦那さんに効く言葉です。
家事をしてくれないなら妻である自分がします。
医者にダメといわれていても
協力してくれないなら私がするしかありません。
それで赤ちゃんがいなくなっても別にいいですね。
ということを伝えます。
普通の感情がある人なら
流産は悲しいことで避けたいと思うでしょう。
こういう時に協力し合えないなら
もう子供を作ろうと思わない
旦那さんが比較的、性生活を大事にしている場合に効果的です。
夫婦はいかなる時も助け合うと誓ったはずです。
毎日の生活でそれを忘れてはいけません。
助け合うことができない人と子供を作るなんて私には無理です。
ということを伝えます。
つまり今後、スキンシップはしたくない。
これは男性にとって大きいダメージです。
親に助けてもらうね
旦那さんが気性が荒くキレやすい場合に効果的です。
旦那さんに頼ることをやめます。
あなたには何も頼みません。
あなたが協力してくれないなら親に頼みます。
もしくは親に迎えに来てもらってしばらく実家で休みます。
何もしてくれない人ともめている場合ではありませんので。
家に妻の両親が来る事態になるのは避けたい。
実家に戻るなんてことになったら寂しい。
離婚されるかもしれない・・
弱い犬ほどよく吠える。
よく吠える旦那さんは
実は1人じゃ何もできない寂しがりやです。
そこをつきましょう。
強要はしない
相手に何かしてほしい時
「どうしてしてくれないの?」
「これやってよ!」
と言うのは逆効果です。
自分が言われて快くしようとは思わないですよね。
押さずに引きます。
「わかった私がやる。体がどうなろうが別にいいよ」
自分がどれだけでも犠牲になりますよ、というスタンスです。
引くと相手は寄ってきます。
「ごめん、いいよいいよ。無理するくらいなら手伝うよ」
相手を責めたり強く否定してはいけません。
怒らせるだけです。
喧嘩になると胎児にも悪影響です。
少しでも協力してくれたら感謝する
旦那さんも大変な思いをして仕事しています。
「今日もありがとう」
感謝を言葉にしましょう。
いくら夫婦でも
言葉にしなければ伝わりません。
家事をしてくれたら
「疲れてるのにごめん、動けるようになったら私がやるから」
申し訳ない気持ちを持っていることを伝えましょう。
お互いの大変さがわかるチャンス
私の夫は料理が好きです。
切迫流産の時は毎日のように作ってくれました。
普段はたまに、したい時にしてくれます。
夫は料理がいかに労力の要ることか知っているため
「ありがとう、大変だよね」
と今でも毎日のように言ってくれます。
それだけで
「またこの人のために美味しいものを作ろう」と思えます。
旦那さんが家事をすることで
普段気付かなかった妻の苦労がわかります。
自宅安静していると
毎日外に出て働いている旦那さんの苦労がわかります。
自ずと、感謝の気持ちが芽生えます。
子供ができたら切迫流産の辛さなんて吹き飛ぶくらい
大変な日々が待っています。
辛い時期に協力し合う
夫婦生活の基本ではないでしょうか。
切迫流産も乗り越えられたら
子供のいる生活もきっと2人で乗り越えられます。
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