出産を控えた妊婦さんは
「安産」であることを切に願います。
でも安産のために〇〇しなきゃ!
などと思う必要はありません。
何もしなくても安産だった人もたくさんいますから。
といっても何もせずにいられないというあなた。
ではどう過ごしたらいいのでしょうか。
妊娠はママになるための準備期間
妊娠中は
「胎児が大きくなる」
それだけの期間ではありません。
ママの心と体が出産&育児に向けて
シフトチェンジされる期間でもあります。
臨月に入ると夜中に何度かトイレに起きたりします。
育児で夜中に起きるリズムが
少しづつ作られている証拠です。
妊娠中に眠くなるのも
ゆったりした気持ちで体を十分休めることが
胎児にも母体にも良い影響を及ぼし
出産や育児のために十分に力を蓄えておくことに繋がります。
周りに振り回されない
1人目を妊娠した時
どうしたら安産になれるの!?
と焦った時がありました。
出産経験のある友達に聞き
「雑巾がけを毎日したら安産だった」
と言われ
「雑巾がけしないと安産にならない!」
と思ったりしました。
周りの妊婦さんがプールに通っていると聞けば
「私も通わなきゃいかん!」
と思ったり。
周りが受験勉強してるから
自分もやらないと劣等生になっちゃう
みたいな気持ちでした。
でも好きじゃないと続かないんです。
雑巾がけもプールも特別好きではありません。
好きじゃないからやる気になりません。
周りの妊婦さんがしてるからといって
焦る必要は全くありません。
心から好きなことをする
私は体を動かすことが好きです。
妊娠前は休日になるとよく夫と
散歩・ジョギング・サイクリングをしていました。
なので妊娠中も
1~2時間くらい、余裕で歩けました。
好きだから。
家では柔軟体操やヨガをしていました。
昔、新体操をしていたので
体が柔らかく柔軟運動が好きだからです。
でも毎日する必要はありません。
動くのが面倒だと思った日は
何もしなくていいのです。
心に素直に行動すればいい。
家でゆっくり編み物したり
絵を描いたり
料理したり
したいことをして過ごしました。
好きなことをしていると
より胎動が激しかったです。
赤ちゃんも気持ちいいと感じているようでした。
好きなものを食べている時も
よく動きました。
赤ちゃんも嬉しいんでしょうね。
赤ちゃんと気持ちを共有する
旦那さんに話しかけるみたいに
赤ちゃんにも今日あったことなど
何でもいいので話してみましょう。
「たくさん歩いたね~ちょっと休憩しようか」
「お腹空いたね~今日は何食べようか」
不思議なことにお腹に話しかけると
足で蹴り返してくれたりするんです。
まあ、たまたまかもしれませんが
それが神秘的でとてつもなく愛おしいんです。
赤ちゃんに意識がいかずに妊娠中を過ごしたら
「ただお腹が重くて大変」
としか思えません(~∀~;)
2人目がそうでしたが・・
赤ちゃんに話しかけることで
「早く会いたい」
そういう気持ちが生まれます。
それが出産へのポジティブな心の準備になります。
マイナスの思いは出産を遠ざける
出産は痛そう、怖い、というのが
正直なイメージだと思います。
確かに大変なことだし痛みは伴います。
でもその痛みも苦労も
赤ちゃんに会うためのものです。
陣痛がきて
「痛すぎて逃げたい」
「もうやめたい」
と思うと陣痛が弱まることがあります。
赤ちゃんはママが産む準備ができているか判断します。
マイナスな気持ちが大きいと
陣痛が遠ざかることもあります。
陣痛が弱まれば
また強い陣痛がくるまで待たなくてはいけません。
するとお産まで時間がかかり
苦しい時間も長くなります。
「ママは大丈夫だよ、準備できてるよ。いつでも産まれてきてね」
そういう気持ちを赤ちゃんに伝えましょう。
さいごに
あなたにとって1番心が落ち着く人は誰ですか?
私は学生時代から夫です。
一緒にいて楽な人。
夫と2人でゆっくり映画をみる
夫の晩酌に付き合って色んな話をする
夫と小旅行する
今しかない2人の時間を大事に過ごす。
それがとても気持ち良かったです。
あなたの1番リラックスできる人とゆっくり時間を共有する。
親でも友達でも、誰でもいいです。
そうやって
幸せな気持ちをたくさん積み重ねて
出産&育児という大仕事に向けて準備します。
大好きな人と一緒にいる
それが今あなたがすべき大事なことです。
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