子連れで海外に行くのはいいんですが
子供が体調を崩すと台無しです。
国内なら近くの病院に行けばいいですが
海外で病院に行くって不安です。
どんな常備薬を持っていけばいいのか
また、元気で過ごすための現地での過ごし方のコツもご紹介します。
市販で買える薬から準備
先月(2015年3月)
タイに持っていった薬は全て市販のものです。
【整腸薬】
ヤクルトBL整腸薬(1300円)
タイは衛生面が心配。
真っ先に買ったのが整腸薬でした。
これは3ヶ月の乳幼児~大人まで服用可能で
便を出す薬です。
【下痢止め】
エクトールDX(800円)
3歳から服用可能です。
子供をみながら大人が酷い下痢に見舞われたら大変
と思い一応購入しました。
【風邪薬】
バファリン(650円)
確実に服用してもらうために
チュアブルタイプはおすすめですね。
3歳以上から服用可能です。
ヴィックスヴェポラップ(1000円)
小さい子供が風邪を引くと
自分で鼻もかめないし
咳で喉が腫れてゼェゼェ苦しそうですよね。
これを背中や胸に塗ると鼻や口の呼吸が楽になります。
寝苦しそうな時によく効きます。
6ヶ月以上から服用可能です。
熱さまシート(6枚420,12枚720円)
正直、これで熱は下がりませんが
少しでも「ひんやり気持ちよく」感じると楽です。
高熱の時は体に貼ることも。
【かゆみ止め】
液体ムヒ・ベビー(1058円)
ムヒ・ベビー(950円)
虫刺され、かぶれ、あせもなどに効きます。
どちらもアルコールは入っておらずしみません。
液体の方は
「大人が手を汚さずにぬれる」
「動き回る子にもサッとぬれる」
という利点があるそうです。
クリームのタイプは
ぬれる感じに違和感を持つ子におすすめだそうです。
3ヶ月以上から使えます。
~大人の薬は?~
葛根湯
熱が出そうだと思ったら飲む!
私も普段薬は全く飲みませんが
熱が出そうな時に葛根湯だけ飲みます。
それで十分睡眠すれば治ります。
おかげでここ数年風邪もひいてません。
おすすめは錠剤です!
正露丸
腹痛に正露丸ってなぜかよく効きますよね。
海外では原因不明の腹痛にみまわれることもありえます。
「よくわからんけどなんか痛い(T~T;。)」
そんな時にあると安心です。
3歳未満が服用できる薬の準備
市販の薬をみてわかる通り
3歳未満の子供が服用できるものはあまりありません。
病院で診てもらってから薬を処方してもらうのが1番ですから。
どうしても乳幼児の薬が欲しい場合は
以下の2つの方法もあります。
【かかりつけの医師にお願いする】
海外旅行で必要だという旨を伝え
風邪薬や整腸薬など欲しい薬を処方してもらいます。
でもこれは完全に医師の判断。
処方できないと言われたらそれまでです。
もし処方してもらえたとしても
病気の診療ではなく「旅行に備えた薬の処方」なので
保険適用外で自費になる可能性があります。
【余っている薬を使う】
病院で処方された薬が余っていて
使用期限内のものであれば
それを持って行くことも方法です。
期限を過ぎていたら絶対に使ってはいけません。
現地で気をつけること
現地での過ごし方に気をつければ
子供を守ることができます。
以下の4つのことに注意してみてください。
【①温度差】
日本と気候が全く異なる場合
その温度差に体がついていけず体調を崩します。
気温だけでなく湿度なども関係します。
少しでも寒いと感じたら上着を
暑かったら脱ぐ
汗をかいたら着替える
マメな体温調節を欠かさないようにしましょう。
今回旅行して感じたのは
空港や飛行機など、移動する時でさえ温度差が激しいということ。
冬の羽田空港は暖房で暑いくらい
飛行機に乗ったら冷房で寒い
常に着脱できるようにしておくことが大事です。
現地に着いたら尚更です。
タイのデパート内は冷房ガンガンで寒かったし
外は灼熱。
小さい体には負担が大きいわけです。
旅行に行く際は家を出た瞬間から
体温調節に気をつけてあげてください。
【②子供優先の行動】
当たり前ですが子連れの旅行で無理は禁物です。
子供のお昼寝や食事時間、睡眠時間を考慮しない行動はやめましょう。
日本にいる時同様、子供の生活リズムに合わせましょう。
無理して子供がダウンすると親も大変な思いをします。
ただでさえ子連れで観光するのは疲れます。
余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
【③刺激物を避ける】
旅行に行くと
「美味しいから」とか
「せっかく海外に来たから」という理由で
刺激物やゲテモノを子供に食べさせる人もいますが
絶対やめておいた方がいいです。
腹痛や下痢は大人でも辛いもの。
子供がお腹を壊したら、旅行なんて台無しです。
食べるのは大人だけにしておき
子供にはできるだけベーシックで食べやすいものを与えましょう。
生ものは食べてもサラダやフルーツだけ。
それでもあたっちゃう子もいるので
初めは様子をみて少量ずつから食べましょう。
【④ストレス】
「いつもと違う空気の匂い」
「いつもと違う顔立ちの人たち」
「いつもと違う言葉」
「いつもと違う寝室」・・・
子供が感じるストレスは大きいもの。
過度なストレスは体調に現れてしまいます。
子供の様子をよく観察し
子供が嫌がる場所、食べ物、人には
無理に近づけないこと。
いつもより甘えてきたら
不安や不快感を持っていることが考えられます。
十分に抱っこしてあげましょう。
その他必要なもの
薬以外で持っていったものです。
【体温計】
【母子手帳】
無くしたり破損する恐れがあるので
コピーでもいいと思います。
【子供用爪切り】
子供は爪が伸びるのが早いし
伸びてるとなにかと不衛生なので。
基本の体作りが1番大事
病気がちな子が海外に行ったら・・
体調を崩すのは目に見えてます。
「よく風邪を引く」
「よく熱を出す」
「お腹が弱い」
「園や学校で必ず病気をもらってくる」
私なら海外へは連れて行きません。
つまり薬を使う心配が無いくらい
元気で丈夫な子であることが大事ってことです。
「よく食べる」
「よく眠る」
「疲れにくい」
「風邪をひかない」
「インフルエンザなどの感染症になったことがない」
こういうタイプの子は
環境が変わっても
食べ物が変わっても
気候が変わっても、体調を崩しにくいです。
では、どうしたら丈夫な子になるのか?
それは以前書いた食育が関係しています。
『教育より大事な「食育」☆1番大事なタンパク質と体のお話』
『子供に甘いものを食べさせないワケ。知っておきたい糖と体の関係』
これを知っているか否かでは
子供の免疫力・疲れやすさなどがまるで変わってきます。
大人も同じく。
食べてるもので体と心が作られます。
食生活、見直してみてください。
さいごに
薬はもしものため。
使わず帰ってこれるのが理想です。
旅行の準備は薬や荷物だけじゃありません。
病気や感染症にかからない
薬要らずの体になることも準備の1つです。
子が丈夫だと親が楽、
親が元気だと子も笑顔です。
私達家族も、いつまでも
旅行を心から楽しめる元気な家族でありたいと思います。
いつも読んでいただいて、ありがとうございます✩
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