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お年玉 親がしてくれた最高の使い道とは 親から子へ最高のプレゼント

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私は小さい頃
お年玉を使ったことがありませんでした。
使わせてもらえなかったのです。

お小遣いもありませんでした。

昔ながらの広い家
祖父母は農業
両親は働き

なに不自由なく困らず食べられる
欲しいお菓子などはその都度言う、

そんな普通の生活で十分、
親はそう考える人達でした。

でも毎年冬休みが終わると
お年玉で買った新しいおもちゃを見せてくる友達が
とても羨ましかっです。

どうして私はお年玉を使えないんだろう?

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お年玉はいつも親が没収

私の両親は
お年玉を有無を言わず没収しました。

きょうだい3人とも。

両親からのお年玉は、もちろん無し。
くれるのは祖父母でした。

「大事にとっておこうね」
母親は毎年それしか言いませんでした。

14年間分のお年玉

私が年中の時からお年玉をもらっていて
最後にもらったのが高校3年生の時なので
14年間もらい続けたことになります。

祖父・祖母、
祖父母の兄弟、
父親の兄弟、
母方の祖父・祖母

これらの方から頂いていました。

これが14年間分、
かなりのまとまった額になっていました。

就職し、突然渡された定期預金

就職し自分のお金で生活するようになり
突然親から
「定期預金が満期になる」
と言われ
渡されたのが、私名義のゆうちょの定期預金の通帳でした。

「貯めたお金が満期になったから銀行で手続きしなさい。
何かあった時に使いなさい」
と。

銀行で手続きすると
なんと100万円と定期預金の利息分がありました。
(お年玉以外にお祝いなども全て貯めていたようです)

そのお金は今でも私の通帳に入っています。
何かあった時のために。

ありがたい安心感

社会人3年目に妊娠・出産を経験し
その後会社を辞め育児に専念、
2人目出産を期に
地元から遠い地に引越し
旦那はゼロから事業をスタート、

本当に色んなことがありました。

不安もありました。

でも親から渡されたお金が
大きな安心材料になりました。

「何とかなる」
そう思えました。

お金が全てではないけれど
あるから次に踏み出せるのも事実。

数年先まで考え
大事に貯めてくれた両親、
頭が上がりません。

親から学んだこと

両親から学んだことがいくつかあります。

●「子供」には将来どれだけお金がかかるかわからない
●お年玉など余裕のあるお金は、貯める
●定期預金などを利用し、着実に貯める

子供が3人もいるので
両親はお金のやりくりに悩んだと思います。

3人を大学に出し
その上、私みたいなしょーもない娘は浪人までしてますから・・
それはそれは大変だったでしょう(_ _)

私は社会人になって
両親から初めて最高のお年玉を頂きました。

あの時の驚きと、感謝の気持ちは忘れません。

お金があっても素朴に生きている両親、
一喜一憂せず着実に計画的に生きている両親、
私も子供にそんな姿を見せたいです。

お年玉は
その時に使ってしまわないで
使うべき時に使えるようにする、
それも最高のプレゼントになるのではないでしょうか。

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