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辛い育児はいつまで続く?「怒涛の育児」が「感謝の育児」に変わるとき

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2年前の夏、

娘は海の砂浜に立つだけで泣き
息子は波を見ただけで泣き

普通に遊べるようになるのはいつになるやらと思っていたら

気付けば今では

娘は浮き輪がなくても泳ぎ、
息子は1人で波に向かっていく。

いつの間にか成長していて
赤ちゃんのような時期はとっくに過ぎ、

『怒涛の育児』というやつが薄れてきた。

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私は
子供達が生まれたことで、生きる場所と生き方を変えた。

今では
わからないことがあれば子供に聞くし
一緒にあーだこうだ話し合うし
私がピンチの時は子供達が助けてくれる。

娘はもう学校から1人で帰ってくるし
身の回りのことはだいたいできる。

おっぱい大好き、私から離れなかった息子は
今ではお友達や先生が大好き。

毎日元気でいてくれること
何でも食べてくれること
下ネタで笑い転げていること

私が悪かったら叱ってくれ
私みたいなやつに抱きついてくれ
私の横で安心して寝てくれる。

そんな人間がこの世界に旦那以外にもいてくれることが
奇跡。

 

子供達のお陰で私は数年前とまるで違い、
体と心は健康で、自然と共に生き、やりたいことで溢れる日々。

この夏、
海で遊ぶ子供達を眺めながら、

『生まれてきてくれてありがとう』
なんて言える親はすげーと思ってたけど

私みたいなやつでも、ふとした瞬間に
それを感じていることに気付いた。

これからは
もっともっとできることが増える。
一緒に行ける場所も増える。
お互い、自分の道をとことん進める。
友達みたいになれる。

数年前は目の前のことに追われ、こうは思えなかった。

でも、
「この子」に出会えてよかった。
今はそうしか思えない。

箸が落っこちただけで笑い転げる。
パンツがずれただけでお腹が痛いほど笑う。

そんな最高なことない。

しっかりするとか、ちゃんとするより
こんなことで笑えることの方が大事じゃないかと思う。

子供は大人のしないことをして当たり前。
大人を困らせて当たり前。
汚いことを言いたがるのも当たり前。

毎日笑い、悲しかったら大声で泣く。

大人になると簡単にできないことを
簡単にやってみせてくれる。

「人らしさ」というのを
毎日これでもか!ってくらい見せてくれる。

だからこそ、こちらも人らしくありたいと思う。
だからこそ、常に原点に戻れる。

 

今年の夏も終わった。

また1つ大きく成長した子供達。
秋も冬も楽しみが待っている。

子供といると「行事」というのが本当に楽しみになる。

子供の頃に楽しかったことをまた体験できるから
人生を2度楽しめてるような感じだ。

娘は高校卒業まであと12年。
12年なんてすぐ過ぎる。
そしたら彼女は離れて暮らすかもしれない。

成長を喜ぶ期間なんて、本当に短い。

私は美味しい料理を作ることくらいしかできないけど、
あとどれほど一緒にいるかはわからないけど

『縁あってこの世界を一緒に生きていること』

それに対しての猛烈な感謝が始まっている。

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