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子供の兄弟喧嘩 友達との喧嘩 仲良く遊ぶ賢く遊ぶ 回避方法を子供に考えさせるすすめ

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毎日のように起こるきょうだい喧嘩。

確かにうんざりするんですが
喧嘩から様々なことが学べます。

どう言い聞かせるのが効果的なのでしょうか。

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自分がされたらどう思うか、を考えさせる

3歳前後になると
言葉の意味がだいぶわかってくるので
「自分が言われたらどう思うか」を問います。

例えば
「自分がおもちゃを奪われたらどう思う?」
と。

「嫌だ」

「じゃあどうすればいい?」

「か~し~て」

「お、言えたね。偉いじゃん」

喧嘩すると暴言も吐きます。
「自分が言われたらどう思う?」
と問います。

「人に言うってことは自分も言われてもいいってことだからね」

人の文句を言う時や罵倒する時は
同じことを自分が言われてもいいなら言え、と伝えます。

どうしたら手に入るか、を考える

「貸して」と言っても
断られる時もあります。

「友達が先に使ってるし、まだ使いたいんだよ」

人が使ってるものはどうしようもありません。
他の解決策を考えることを教えます。

「順番を待とうか」
「飽きたら貸してもらおうか」
「違うおもちゃも面白そうだよ」

そうこうしてるうちに
相手の子も飽きて使わなくなったり・・
そしたら、さっと取りにいけばいいんです。

自分がどうしても手放せないおもちゃがあるように
相手もそうであることを教えます。

人が使ってない時に賢く遊ぶ

うちの息子は
なぜかお姉ちゃんのものばかり欲しがります。

でもお姉ちゃんに見つかると怒られます。

●お姉ちゃんがいない時
●お姉ちゃんが他の部屋で遊んでる時
●お姉ちゃんが他の遊びに夢中の時
●お姉ちゃんに聞いて「いいよ」と言われた時

お姉ちゃんに怒られないように遊びなさい
と言います。

 

息子にも同じおもちゃを買えば解決するのかもしれませんが
それではお金がかかるだけです。

どうしたら手に入るか。
怒られずに遊べるか。

知恵を使えばいい。

息子はお姉ちゃんに見つからないように
部屋の隅でお姉ちゃんのおもちゃを
黙々と触ったり

自分だけ保育園をお休みした日は
好きなだけお姉ちゃんのおもちゃで遊んでいます。

交渉する

ただ「貸して」と言うだけでは
貸してくれない場合の方が多いです。

「代わりに似たようなおもちゃを渡して交渉してみなよ」
と伝えています。

「これ貸すから、それちょーだい」
と。

ただ貸す、借りるのではなく
代わりのものを用意して交渉すること。

この方法で
上の子は上手いこと下の子をコントロールするようになりました。

自分からは手を出さない

喧嘩は傷つけ合いです。
どうしてもカッとなれば叩くのが子供です。

娘も保育園から帰ってくると
「〇〇くんに叩かれた~」
なんて言ってます。

「嫌なことされたら、やめて!とちゃんと言うこと。
先生にも言うこと。
それでも止めなかったら、やり返す!」

ちゃんと大人に言えること
ちゃんと反撃できること

これができると強くなれます。

「やり返す時はこう!猫パーーンチ!ぺぺぺぺぺぺ」
と結局ふざけて笑わせるんですが

「どうしても止めてくれなかったら、猫パンチでやり返していいよ。
でも絶対に自分からしちゃいけないよ」
と伝えます。

ただ怒るのではなく、解決策を

大人は、子供の喧嘩をただ怒るのではなく
「どうしたら上手に仲良く遊べるか」
を考えさせます。

できなくてもいい。
考える癖をつけるのが大事です。

どうせ毎日、きょうだいや友達と喧嘩します。

頭を使って
上手に回避する方法を考える癖をつけさせましょう。

理解が早い上の子に言うと効果的です。
弟や妹はまだ小さくてギャーギャー泣くし叩いたりする。
だから取られたくないものはちゃんとしまっておくこと。
子供だけで解決しなかったら大人に助けを求めること。

下の子には
人を叩いてはいけない。
欲しいものがあったらちゃんと「貸して」と言う。
人のものを取ったら、相手は怒る。
など基本的なことを言い聞かせます。

下の子は、上の子のすることをよく見てるので
貸し借りなどは言わなくても勝手に真似するようになります。

成功体験が他の子に繋がっていく

友達が快く貸してくれた
交渉がうまくいった
喧嘩にならなかった

そういう体験をすると
人にもしてあげよう、と思えます。

貸してもらって嬉しかったから
自分も友達にする。

それが良い体験のリレーになっていきます。

さいごに

喧嘩は、良い経験です。

嫌な気分も味わうし
子供ながらに色々考えるからです。

私も小さい頃
人を傷つけたこともあるし
傷つけられたこともあります。

だから両者の気持ちが少しですが
わかります。

それって大事なことです。

喧嘩はしてもいい。
喧嘩に対してどう解決していくか
その後、どう生かすか。

それを子供と話しましょう。
子供も様々なシチュエーションで
考えるようになります。

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