『食事の時間』
それは子供がいると
ストレスの時間になることもしばしば。
食べない
こぼす
投げる
愚図る
座らない
子供がいる食事は戦争です。
外食も戦争です。
私も
毎回の食事は、あの手この手で乗り切っています。
今回は子供が食べるようになるちょっとした工夫を紹介します。
是非、試してみてくだい。
食器、スプーンなど自分で選ばせる
子供にどの器で食べたいか
どのスプーン、お箸を使うか
選ばせます。
「今日は桜の柄のやつ!」
「アンパンマンのスプーン!」
好きな食器で食べるのも
食欲がわく1つの方法です。
心機一転、
一緒に新しい食器を買いに行くのも良いですね。
少量ずつ
子供は視覚的に
『山盛りの牛丼』だけ置かれても
テンションは上がりません。
ど~ん!!
・・・・これだけかよっ(-`ω´-メ)!?
女性向けのメニューのように
色々なものが少量ずつ置かれているのが理想です。
彩があると嬉しい。
どんな味か楽しみ。
ボリューム少なめで
何種類かをお皿に盛りましょう。
その1つは
ミニトマトでも
キュウリのディップでも
果物だけでもいい。
種類を多く見せる工夫をしましょう。
食べるものを選ばせる
我が家はほとんどご飯ですが
「お茶碗でそのまま食べるか、おにぎりにするか」
などを選ばせます。
すると子供は自分で
「う~ん、今日はねぇ・・」
なんて考え出します。
子供にも気分があります。
それを引き出します。
食前の果物も
「ブドウと梨があるんだけど、どっちがいい?どれくらい食べる?」
ご飯に何かかけたい時は
「どのふりかけにする?自分で選んで」
前日のスープが余ってたら
「スープと味噌汁、どっちがいい?」
大人は自分で食べたいものを選んで作り、食べます。
子供はそうはいきません。
なので、できるだけ自分で選ぶ機会を与えます。
すると
「今日はたらこで、明日こんぶにしよ~っと!」
と、自分で決めるようになり
食べる楽しみをもつようになります。
メニューを考えさせる
「明日スーパー行くんだけどねえ、何買おうかなあ?」
とボソッと呟くと
「えっとお・・・たこ!!」
なんて面白い答えが返ってきたりします。
「夕飯、何作ろうか~」
と呟くと
「えっとお・・・グラタン!!!」
で、その日の夕飯はグラタンになったりします。
私が子供の頃
母親に「何食べたい?」と聞かれ
それが夕飯に出てきた時
とても嬉しかったことを覚えています。
「ママは私が作って欲しいものを作ってくれた」と。
子供に聞いてみましょう。
もしすぐに作れないものなら
「じゃあ、日曜日作るね!絶対ね」
と約束しましょう。
一緒に作る
例えばグラタンなら
チーズをのせるのを手伝ってもらいます。
何か1つの工程だけでも手伝うと
「自分でした」という達成感があります。
「一緒に作ってくれたグラタンできたよ(*´∀`*)美味しいかな?」
「わあ~できたあ!!私手伝ったんだよ!」
食べることがより楽しみになります。
効果的な言い回し①
私がよく使うのは
なめこの味噌汁の時なんかに
「なめこ、ツルって滑るよ!!つかめる!?
難しいわあ~ママ下手だわあ」
と言うと
子供達は目をキラっとさせて
我先にと張り切ります。
「見て!つかめた!!」
「じゃあ、豆腐は簡単?」
ついでに他のものもつかませたり。
効果的な言い回し②
おかずをもりっとつかみ
「ぎゃー!こんなにつかめちゃった!多過ぎ!?
ママ一口で食べれるかなあ!?」
そのまま大きい口を開けて食べます。
それだけで笑ってくれますが
自分も!とたくさんつかみ
大口開けて食べてくれます。
自分もできるかな、という意欲や
競争心に火がつくと
夢中でやり始めます。
質問やなぞなぞは効果的
子供はどんな時も楽しくないと飽きます。
「このキュウリ畑のかな?スーパーのかな?」
「今日の味噌汁の具、何かわかる?」
「この野菜食べたことないやつだよ~名前知ってる!?」
「え?何?」と思わせるようなことを聞きましょう。
考えながら集中してくれることが多いです。
食事の時間が面白くなります。
なぜ食事が大事かを伝える
おやつはよく食べるのに
ご飯は好き嫌いして食べない。
それが子供かもしれませんが
おやつで大きくはなりません。
健康な体にもなりません。
体力もつきません。
それを伝えます。
ただ「食べなさい」と言っても
子供は納得できません。
「子供だから理由なんてなくていい」のではなく
「子供にこそ理由が必要」です。
「納得してする」のと
「わけもわからずやらされる」
どちらが良いかは一目瞭然です。
「ご飯とおかずをしっかり食べる。
じゃないと大きくならない。
たくさん食べてたくさんうんちして
よく寝る子は元気で大きくなる。
元気じゃないとたくさん遊べないし
風邪も引きやすい。
それじゃつまらない。
お菓子は美味しいね、
でもそれだけ食べてても大きくはならないよ。
基本はご飯」
なぜ、おやつばかりではダメなのか
なぜ、色々なものを食べないといけないのか
きちんと話す。
私は、子供が泣こうが喚こうが愚図ろうが
ご飯を食べない子におやつはあげません。
もちろん成長過程であまり食べない時期もあります。
それも考慮してみてあげます。
全てのおかずを1口ずつでも良いのです。
今では
残さず食べたか、
どれくらい背が伸びたか、と
きょうだいで競い合っています。
さいごに
食事の時間がストレスだというママさん、
その食事の時間だけにフォーカスせず
食事がなぜ大切かを
日頃からお子さんに話してみるといいと思います。
そして子供を参加させましょう。
何が食べたい?
自分でおにぎり握ってみる?
どのふりかけにする?
一緒に作る?
レタスをちぎってみる?
トマトのヘタを取ってみる?
子供にとって食事が受身で強制的なものだと苦痛です。
次の食事が楽しみになるように
子供の意見を取り入れたり
一緒に作ったりして
参加型に変えてみましょう。
きっと変化があるはずです。
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