男の子の育児。

私も現在経験中ですが
確かに女の子以上に大変だと思うことが多いです。
体力的にも精神的にも。

ありきたりな言葉ですが、手がかかります。

でも怒る毎日じゃ、子供も親も辛いです。

上手な距離の取り方、接し方など
様々な角度からまとめました。

男の子の特徴

男の子ってこんな感じです。

基本的に、自分は自分ってやつですね。

他の子が先生や親に怒られていても
それを聞いて自分も正す、なんてことはなく
全て右から左。

自分が怒られても数分後にはきれいさっぱり忘れています。
だから大人から見ると
「何度言っても聞かない」手がかかるヤツなんです。

剣をもって「シャキーン」とか
鉄砲もって「バンバン」とか
戦うことが好きで
強さを猛烈にアピールします。

手加減などしないので
「それを振り回しちゃいかん！」というものも
後先考えず振り回し、
自分にあたったり、他の子にあたったりして
怪我したり泣いたり喧嘩になることが日常茶飯事です。

要は、注意されたことなどすぐ忘れ
危険なことやダメなことを繰り返すのが男の子です。

言うことを聞かない理由

男の子はやれと言ってもやりません。

なぜなら「親が言うから」がやる理由にならないからです。

「自分にとってメリットになる」
「やりたいこと」

以外の理由ではやりません。

親が怒るからやらなきゃ、
という考えには至りにくい傾向があります。

スムーズにこなす女の子と比べると
一見「劣ってる」ように見えます。

でもそれは違います。

「やれと言われてやらない」、
つまり『世の男性』と同じです。

常識にとらわれず
自分の信念を持って我が道を進む傾向が強い。

歴史上、偉業を成し遂げた人達もみんなそうですよね、

人と違っても気にしない。
周りから「絶対無理だ」なんて言われても関係ない。

男性は女性に比べて
自分のしたいことだけする傾向が強いです。

息子をみていると旦那にそっくりなんです。

面白いと思った仕事しかしない。
周りの目など関係なく自分がしたいことだけをする。

息子も同じです。

ただ「やれ」と言われても
やる理由が見つからなければやりません。

短所なんて長所みたいなもの

「自分でどんどん仕事を作り出していく」
「したいことを徹底的にやる」

私は子供達にこうなって欲しいです。

子供にどんな人間になって欲しいですか？
どんな生き方をして欲しいですか？

それが見えてくると
やんちゃな男の子が才能で溢れていることにも気付きます。

やんちゃ、というより
生命力で溢れているという表現がしっくりきます。

「楽しい」が無いと手がかかる

息子がやんちゃばかりして
旦那が叱ってばかりいる日が続いた時がありました。

不思議なんです。

そういう時って、ものすごく手がかかるんです。

息子も常に何か注意されて「面白くない」。
だからもっと愚図る、泣く。
この繰り返し。

子供から「楽しさ」が消えると、別人のように愚図ります。

叱る頻度が少し多かったと旦那が反省し
ある程度放置するようになると
息子は笑顔を取り戻したのです。

例えばお風呂の時間だと言って子供が嫌がるとします。
それに対して叱っても一向に入ってくれないわけです。

それより
楽しくお馬さんごっこしたり
ママの足を竹馬代わりにして一緒に歩いて
お風呂まで連れて行けば、何でもない話なんです。

「楽しさ」で誤魔化すと、手がかかりません。

手がかかる子に真っ向から勝負しても疲れるだけ。
神経質にあれもこれも叱ったりするとますます手がかかります。

あれこれ言うより
ある程度好きにさせてる方が生き生きして楽しそうなんです。

叱る回数なんて最低限でいい。

好きに遊ばせる時間を作る

男の子の行動をいちいちチェックしていたら身が持ちません。
ずっと監視して怒鳴り続けることになりかねませんから。笑

我が家では、好きに遊ばせる時間を作っています。

ブルーシートを敷いて
がらくた、絵の具、おもちゃを広げて
好きに遊ばせます。

口出ししない。

どれだけ汚れようが好きにさせます。

そんな時、子供ってすごくイイ顔してるんです。

絵の具が顔についてるだけで笑い転げ
画用紙から糊ではった折り紙がとれるだけで笑い転げ・・

何がそんな面白いんじゃ？
というようなことで延々笑ってる。

最高な時間です。

シンプルなルールだけ守らせる

ただ好きにさせる、甘やかす、
それだけじゃただのアホになります。

いくつかのルールは守らせましょう。

など。
大切にしたい約束事だけ決めます。

それ以外は放置するくらいのつもりで。

男の子は言っても翌日には忘れますが
毎日言い聞かせましょう。

質問する

やんちゃで言うこときかなくて
どうしてもイライラした時に私がしていることは

子供が嬉しくなるような質問をすることです。

「何でそんなに強いの！？」

「もしかしてクラスで1番力持ち！？」

「何でそんなに速いの！？」

「もしかしてクラスで1番走るの速い！？」

「お友達で誰が可愛い(●´ω｀●)？」

「ねえ、ママは料理するから、あなた片付けね！
どっちが早いかな！？絶対ママ負けないからね」

自分のイライラする気持ちも
子供の落ち着かないテンションも
紛れるような質問をするんです。

息子はいつも目をキラッキラさせて

「うん！！1番はやいーー！」

と嬉しそうに答えます。

「え？じゃあ〇〇もできる！？あれも！？これも！？」

嬉しくて色々やってくれる・・・時もあります。笑

どうしたらこの子は嬉しくなるか？楽しくなるか？笑うか？
そう考えて質問すると楽しい答えが返ってきます。

さいごに

全力でぶつかってくる男の子。

「よし！何も口出ししないから遊べ！」
そうやってただ見守る時間を作ってみてください。

すると
子供がとても純粋で表現豊かで面白いことに気付きます。
必ず気付きます。

是非、やってみてください。

そして、やりたいことに突き進む姿を後押ししてみてください。