子供が生まれてから
何だか怒りっぽくなった。

そういう人は多いと思います。

そんな自分、パートナーが嫌だと思ったら
是非読んでください。

冷静・寡黙な父でもキレた

私の父親はもともと穏やかで寡黙な人です。
しかし私達きょうだいがまだ小さい頃は
キレる瞬間がありました。

彼は食事のマナーに特別厳しかったので
食事中に机をドン！！と叩いて一喝することがありました。

滅多に怒らない人だったので
かなり迫力がありました。

働き盛りだった父。
仕事も大変だったでしょう。
夕飯を一緒に食べた覚えはありませんから。

仕事のストレス、
子供が言うことを聞かないストレス、

どんなに穏やかな性格の持ち主でも
そりゃあキレます。

寡黙な人でしたが色んなものを抱え込んでいたと思います。

幼少期、父親が笑ってる顔をみたのは
数えるくらいしかありませんでしたから。

冷静・聡明な母でもキレる

母親はクールで聡明な人です。

友達の家に行くとよく感じたのが
世の母親ってもんは何て口うるさいんだ、ってことでした。

ヒステリックにガミガミ言う友達のお母さんを見て
自分の母親で良かったと思ったものです。
それくらい冷静な人でした。

そんな母親でもキレる瞬間はありました。

幼稚園～小学生の時が多かったです。

彼女は口に出して言うタイプではなかったので
無言で履いてるスリッパを脱いで
頭をバシンと叩く人でした。

今思い返すとかなりおもしろい場面ですが、
当時はとてもショックでした。

クールな母親がスリッパで殴るって・・
自分、相当怒らしちゃったんだな、と。

家事に育児に自分の仕事に、
母親にとって1番大変な時期でした。
そりゃキレたくもなるわけです。

みんな、ぶちギレてる

どんな親だって子供にぶちギレてます。
育児は、穏やかではいられませんから。

私の両親は
妹が高校を卒業するまで穏やかではなかったです。

子供が小さい頃はもちろん大変だし、
思春期、反抗期、冷戦状態・・・
色んなことがありましたから。

私が言うのも何ですが、本当に大変そうでした(;・∀・)

「こんのやろ～～～！！！！！」
って親が思ってるのがよくわかるんですよ。

私も生まれつきクールで冷静なタイプですが
子供ができてから自分でもビックリするくらい
怒ってます。

人生でこんなに怒ってる時期はないです。

子供との関わり方は変わる

今、両親にも余裕ができ
昔話せなかったことを何でも話すようになりました。

私：「小さい頃、履いてるスリッパで頭叩いたよね？」

母親：「そうだっけ！？ははは！」

当時はいっぱいいっぱいで覚えていないことが多いようです。

妹：「料理作ってなぜか怒られたんだけどさ～あれはかなり理不尽だよね！？」

母：「くくく。笑」

幼少期、あまり両親の笑顔をみたことはありませんでしたが
今では実家に帰ると必ずみんなで笑い合います。
楽しいです。

父親は50代に入った頃から
若い頃のキリキリ感がなくなり、穏やかになりました。

母親は育児しながら働いていた時より
自分のペースで生きている今、とても穏やかです。

親は、本来の自分達の姿を取り戻している感じです。
つまり育児中って、それほど大変なんですね。

どんなに今が大変でも
育児が一段落したらきっと穏やかな会話をしてますよ。

さいごに

結婚生活や仕事、これだけでも結構大変なのに
更に育児が加わる20代後半～40代。

そりゃ穏やかではいられないですよ。笑

家の中ぐっちゃぐちゃですよ。笑

私の両親みたいなクールな人達でさえ
育児中はぶちギレることがあったほどですから。

「あの親がキレるくらいだから自分は仕方ない」
と都合よく思うようにしてます。笑

歳をとらないと見えてこないものもあります。
今、私達はまさに育児という渦中にいます。
カオス状態です。

自分に、パートナーに、そんなに失望しないでください。

怒りやすくなったな・・
そう思えるだけ、あなたは家族思いで優しい人です。
なんて言うか、それで悩んでいるだけでもう十分ですから。

こちらも参考に(´ー｀)
⇨育児中 旦那にあたる妻たち 上手くいく夫婦との違い 責めない何でもやろうとしない
⇨親がふざけると子供は笑う 単純明快育児のすすめ どうせなら楽しい方がいい
⇨育児中ママの一人になりたい欲 仕事と違う育児疲れというストレスと一人になる方法